「献身」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「献身」【けんしん】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「献身」とは?意味

自分の身をささげながら心から懸命に尽くすことを「献身」【けんしん】と言います。

お金を得られるだの、時間をさくことで損してしまうなど考えずに、相手のことを第一に考えて真剣に尽くすことを意味する言葉です。

キリスト教では、一生を伝道者として神に捧げて尽くすという意味合いがあります。

「献身」の言葉の使い方や使われ方

病で倒れた夫のために、妻は寝ることも忘れて献身的に看病した甲斐あって、普通の生活ができるようになったというときに使われています。

わが身を犠牲にしてまで愛する彼女のため連れ子の面倒を献身的にするなど、心を込めてささげて尽くすといった状況で使えば、周囲にどれだけすばらしいことをしているか伝えるわけです。

「献身」の例文

「献身」を使った例文を挙げます。

・『工場で働く女性工員が長年献身的に働く姿に心奪われる』
・『高校生の彼は、献身的に車椅子の祖父の話し相手になった』
・『子供を失った女性たちを献身的に支えた彼は、その活躍を表彰された』

まとめ

利益などは求めず、相手が少しでもありがたみを感じてくれるのであればそれが何よりも幸せに感じると思う人の気持ちを込めたすばらしい言葉であると覚えておくといいでしょう。