「既存建物」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「既存建物」とはどんな建物を挿す言葉なのでしょうか。

今回は、「既存建物」の意味について解説します。

「既存建物」とは?意味

「既存建物」とは、「すでに居住や使用に供されている使用済みの建物」を意味する言葉です。

「既存建物」の概要

完成済みで存在する建物のうちすでに居住のために使用されている建物を指す言葉で、一般的には中古の建物と同じ意味で使われる不動産用語です。

「既存」とは既に存在することを意味しますが、すでに存在する建物であっても建てられたばかりの新築の建物は「既存建物」に含みません。

新築物件は建築工事完了日から一年が経過すると「既存建物」として扱われます。

「建物」とは住宅やビル、病院や役所など人が活動に利用する施設を指す言葉なので門や塀、電波塔などは含みません。

すでにあるそれらのものは「既存建築物」といいます。

「既存建物」の言葉の使い方や使われ方

『既存建物の耐震強度を検査する』
『既存建物を改築して再利用する』

「既存建物」の類語や言いかえ

・既存住宅
「居住に供されている住宅」を意味します。

「既存建物」の中でも住宅のみを指す言葉です。

まとめ

「既存建物」では「既存」が限定的な意味合いで使われています。

示す範囲の違いに注意しましょう。