この記事では、「泣かんばかり」の意味を分かりやすく説明していきます。
「泣かんばかり」とは?意味
「泣かんばかり」とは?意味
「泣かんばかり」は「なかんばかり」と読みます。
意味は「今にも泣きそうな状態」のことです。
もう泣いているのではなく、今すぐにでも泣きそうで、辛うじてそうなっていない様子を表します。
辛いことがあって必死に耐えていて泣く寸前であったり、相手に必死の思いでお願いする時の表情などに使われます。
「泣かんばかり」の概要
「泣かんばかり」の概要
「泣かんばかり」は「泣か+ん+ばかり」で成り立っています。
「泣か」は「泣く」の未然形で「悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえられず涙を流す」という意味、「ん」は推量の助動詞「む」が変化した言葉で「~だろう」という意味、「ばかり」は助動詞「ぬ(ん)」を受けて「ある動作が今にも行われようとする状態」という意味です。
「ネガティブな感情を抑えきれず、今にも涙を流すであろう状態」という意味で「今にも泣きそうな状態」として使われています。
「泣かんばかり」の言葉の使い方や使われ方
「泣かんばかり」の言葉の使い方や使われ方
「泣かんばかり」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女は泣かんばかりの表情で復縁を迫った』
・『フォアボールで満塁になってしまい泣かんばかりだった』
・『子供が泣かんばかりの表情でおねだりする』
まとめ
まとめ
今回は「泣かんばかり」について紹介しました。
「泣かんばかり」は「今にも泣きそうな状態」と覚えておきましょう。