この記事では、「脚色」の意味を分かりやすく説明していきます。
「脚色」とは?意味
「脚色」とは?意味
「脚色」の読みは「きゃくしょく」で、「小説や実際に起こった事件などを、舞台やドラマや映画などとして、上演や放送や上映できるように台本や脚本を作ること」を意味する言葉です。
またそこから転じて、「話を面白おかしくするために、事実に粉飾を加えること」を意味する言葉としても使われます。
「脚色」の概要
「脚色」の概要
「脚色」の言葉は、元々は古代中国で「履歴書」の意味で使われていた言葉です。
「脚」は根本の意味で、「色」は表に現れることを指し、そこから「人の出生地」等が分かる「履歴書」的な意味として使われていたものです。
そこから転じて、現在では、先に記載した二つの意味で使われるようになったのです。
先に記した一つ目の意味は、専門用語的に使われており、一般的には二つ目の意味で使われることが多いと言えます。
「脚色」の言葉の使い方や使われ方
「脚色」の言葉の使い方や使われ方
・『素晴らしい小説でも、ドラマ化する際の脚色により、全くその素晴らしさが伝わらないこともある』
・『あの演劇の脚色は、かの有名な脚本家の手によるものなので、きっと素晴らしいと思います』
・『彼は常に話を脚色し過ぎるので、どこまでが本当なのか分かりません』
まとめ
まとめ
「脚色」とは、「小説や実際に起こった事件などを、舞台やドラマや映画などとして、上演や放送や上映できるように台本や脚本を作ること」を意味する言葉です。
またそこから転じて、「話を面白おかしくするために、事実に粉飾を加えること」を意味する言葉としても使われます。