この記事では、「心情を汲む」の意味を分かりやすく説明していきます。
「心情を汲む」とは?
「心情を汲む」とは?
「しんじょうをくむ」と読みます。
「心情」とは、心の中にある思いや感情のことを表します。
単に「心」としていないことから、喜怒哀楽の情が心の中にあり、抑えきれないさまを表しています。
また、「心情的には理解できる」など、合理的に判断すると正しいとはいえないことでも、相手の心を想像すると間違ってはいない場合などに使うこともあります。
「汲む」とは、水などをすくって取ることで、人の心の中を推し量ること、立場や事情などを察することなどの意味があります。
よって、「心情を汲む」と言った場合には、相手の心の中にある思いを推し量る、察して思いやるという意味になります。
「心情を汲む」の言葉の使い方や使われ方
「心情を汲む」の言葉の使い方や使われ方
「彼の心情を汲んで、今はそっとしておこう」「あんな言い方をするとは、君は人の心情を汲むことのできない人だ」などと、使います。
「心を汲む」「気持ちを汲む」「意向を汲む」などということもあります。
「心情を汲む」の例文
「心情を汲む」の例文
・『上司の心情を汲むことができず、期待通りに動けなかった』
・『人の心情を汲むことが得意だけれど、そのせいで自分は一年中精神的に疲れきっています』
まとめ
まとめ
「心情を汲む」とは、相手の心の中にある喜怒哀楽を推し量るという意味になります。
「気持ちを汲む」ということもあります。