この記事では、「天秤に掛ける」の意味を分かりやすく説明していきます。
「天秤に掛ける」とは?意味
「天秤に掛ける」とは?意味
「天秤に掛ける」は、「てんびんにかける」という意味があります。
「天秤に掛ける」は、「2つの物の優劣や軽重、利害損得などを比較すること」という意味があります。
また、「対立する2つのものの両方に関係を付けておいて、どちらを選んでも自分に損が無いようにすること」という意味があります。
この場合は、「両天秤に掛ける」という表現をします。
「天秤に掛ける」の言葉の使い方や使われ方
「天秤に掛ける」の言葉の使い方や使われ方
「天秤に掛ける」は、2つの優劣をつけがたい物、損得の判断が難しい物を、まさに天秤に掛けるように比較する様子を言葉にしたものです。
例えば、仕事でキャリアを積んでいる女性が、素敵な男性と恋をしたとき、今後、仕事中心の人生で行くか、彼氏中心の人生で行くか、迷うのではないでしょうか。
この時、仕事中心で生きた場合のメリットとデメリット、彼氏中心で生きた場合のメリットとデメリットを比較して迷う様子を、「仕事と彼氏を天秤に掛ける」などと表現することができます。
「天秤に掛ける」の例文
「天秤に掛ける」の例文
「天秤に掛ける」を使った例文を挙げます。
・『事業を続けるか撤退するかについて、天秤に掛ける』
・『旅行先を2つに絞り込み、天秤に掛けて精査する』
・『2人の異性を両天秤に掛けながら、付き合っていく』
まとめ
まとめ
「天秤に掛ける」という言葉について見てきました。
甲乙つけがたい2つの物を比較する様子を見た時、「天秤に掛ける」という言葉を使ってみましょう。