「色を失う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「色を失う」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「色を失う」の意味について解説します。

「色を失う」とは?意味

「色を失う」とは、「衝撃的な事態に遭遇し驚きや恐怖で顔色を失うこと」を意味する言葉です。

「色を失う」の概要

人の顔色は普通の状態では血色がよく赤みを帯びていますが、衝撃的な出来事に遭遇して強く心が動揺すると顔から血の気が失われ青ざめた色に変わります。

そのような急激な顔色の変化を表す言葉が「色を失う」です。

顔から健康的な血色が失われたさまを表す言葉で物理的な変化を意味していますが、表現としては見た目の変化ではなくそのような変化を引き起こすほどの強い衝撃を強調しています。

驚きで顔色が変わる、というよりも「顔色が失われるほどの強い衝撃を受けている」という意味で解釈すると理解がはかどります。

「色を失う」の言葉の使い方や使われ方

『事故の知らせに色を失う』
『理解の範疇を超えた出来事の連続に色を失うばかりでまともに頭が働かない』

まとめ

「色を失う」は見ている方が心配になるほどの著しい顔色の変化を表します。

変化そのものではなく変化の原因になった出来事とその影響を強調している表現なので言葉の意味を正しく理解して解釈しましょう。