この記事では「企業努力を重ねてまいりました」について解説をします。
「企業努力を重ねてまいりました」とは?意味
「企業努力を重ねてまいりました」とは?意味
企業として頑張ってきたけれど、できることはしてきたけれど、といった意味です。
「努力」は、力を尽くして励むことです。
目標を達成させるために、一生懸命に取り組むことをいいます。
「重ね」は同じことを何度も繰り返すことです。
「努力を重ね」という場合は、一生懸命に物事に取り組むことを、何度も何度も行ったという意味になります。
一度だけ努力をしたということではありません。
「まいり」は「まいる」のことで「行く」の謙譲語、丁寧語です。
「行く」には、物事をするという意味があります。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。
すでに努力は行ったということです。
「企業努力を重ねてまいりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「企業努力を重ねてまいりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、頑張って何かをしたけれど、このような結果になってしまいました、というときに使用をします。
原材料価格が高騰をしているとします。
原材料価格は商品の価格に影響を与えます。
何とかこれまでの価格で商品を提供しようと、さまざまな努力をしてきましたが、原料価格の高騰は続き、これ以上今までの価格で商品を提供し続けることは難しい状態です。
努力はしたけれど、値上げせざるを得ないのです。
消費者には、そのことを理解して欲しいです。
その際に消費者に対してこのような言葉を伝えます。
本当はそうしたくないけれど仕方がないのです、努力はしてきましたという意味合いがあります。
「ましたが~」とこの後に言葉を続けて使うこともあります。
また、このことを理解してください、迷惑をかけて申し訳ありませんということも述べられます。
「企業努力を重ねてまいりました」を使った例文
「企業努力を重ねてまいりました」を使った例文
・『企業努力を重ねてまいりましたが、このような結果となってしまいました』
「企業努力を重ねてまいりました」の返答や返信例
「企業努力を重ねてまいりました」の返答や返信例
大勢に向かって述べられていることが多く、その場合は返答をしません。
努力をしたけれど、やむを得ずこのような結果となってしまったことを理解しましょう。
企業側も、できればそうしたくはなかったのです。
迷惑を受けるかもしれませんが、それも仕方がないことです。
企業側にクレームを述べるのは望ましくありません。
努力をしたことを理解してあげましょう。
まとめ
まとめ
この言葉は、何度も努力をしたけれど、このような結果になってしまったというときに使用をします。
やむを得ずにそうするときに使用することの多い言葉です。
それによって相手に迷惑をかけるときには、理解を求めたり、謝罪を述べたりもします。