「大変申し訳ありませんが」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「大変申し訳ありませんが」とは、どのような場面で使われるのでしょうか?

「大変申し訳ありませんが」とは?

自分の都合で迷惑をかけてしまう場合、相手の誘いを断らなければならない時などに使う謝罪の言葉になります。

「申し訳ございませんが」の言葉の前に「大変」を付け加えることで、ご面倒をおかけし申し訳ありませんがという謝罪の気持ちが、より伝えやすくなり効果的になります。

「大変申し訳ありませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

目上の人や取引先に対しての謝罪の言葉になります。

例えば、新型コロナウイルス感染拡大予防のために、マスク着用や消毒の対応をお願いする場合に使います。

この言葉を付け加えることによって、手間をかけて申し訳ありませんがという気持ちが伝わり、お客様も納得しやすくなります。

こちらの都合で依頼するときや、相手に手間を取らせてしまうお願いの場合にクッション言葉として使います。

「大変申し訳ありませんが」の正しい敬語表現

「大変申し訳ありませんが」と言うことも出来ますが、「大変申し訳ございませんが」の方がより丁寧な言葉になります。

目上の人や取引先などに対しては、この言葉を使います。

「大変申し訳ございませんが」を使った例文

・『大変申し訳ございませんが、ご理解くださいますようお願い申し上げます』
・『突然の依頼で大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします』
・『大変申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます』

「大変申し訳ございませんが」の類語や言い替え

・『差し支えなければ』
・『お手数をおかけしますが』
・『ご多用とは存じますが』
・『誠に申し訳ございませんが』

まとめ

「大変申し訳ございませんが」は、ご面倒をおかけし申し訳ありませんがという謝罪の気持ちの言葉になります。

目上の人や取引先などに使います。

マスク着用や消毒のお願いの時にも、この言葉を添えることで、手間をかけて申し訳ありませんという気持ちを表します。

ビジネスにおいて、良好な人間関係を築くことが大事です。

こうしたクッション言葉を上手に利用することによって、お互いが気持ちよく仕事ができるようにします。

よく似た言葉で「恐れ入りますが」は、謝罪の意味はありません。

電話を受けた時やお客様に対して使われます。

「大変申し訳ございませんが」と付け加えることによって、謝罪の意味が含まれるので、相手も依頼を気分よく受けやすくなります。

ビジネスシーンでは、このようなクッション言葉を使うことが多くなります。

謙虚な姿勢な言葉になります。

言い回しなども使えるように覚えておくと良いでしょう。