「頑張って下さい」の敬語とは?
言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「頑張って下さい」の意味
「頑張って下さい」の意味
ここでは、「頑張って下さい」の意味を解説していきます。
「頑張って下さい」は、「頑張ってくれ」を尊敬語で言い換えたものです。
「くれ」を「下さい」と表現することで、相手に敬意を示す言葉になります。
また、「下さい」は、相手に何らかの行動を要求するための言葉です。
何かをしてもらいたい場合に「~してください」のように使用できるのです。
なお、「頑張って」は「頑張る」という動詞が連用形になったものです。
そして「頑張る」とは、「何かを実現するために堪えて努力する」との意味を持つ言葉なのです。
「頑張って下さい」の敬語での使い方や表現方法
「頑張って下さい」の敬語での使い方や表現方法
それでは、「頑張って下さい」の敬語での使い方や表現方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
「頑張って下さい」は既に敬語になっています。
「下さい」が「くれ」を意味する尊敬語なのです。
これを別な敬語に言い換える場合は、「頑張っていただきたい」のようにする事ができます。
このようにすれば、謙譲語の表現にできるのです。
また、敬語の意味を除外すれば「頑張ってくれ」や「頑張ってもらいたい」と言い表す事もできます。
さらに、「頑張ってほしい」などの表現でも、同等の意味を表す事ができるのです。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「頑張って下さい」の言い換えや使用例
「頑張って下さい」の言い換えや使用例
・『できるかぎり頑張って下さい』
・『少しでも頑張って下さいますと幸いです』
・『もう少し頑張っていただければと存じます』
ここでは、「頑張って下さい」の言い換えや使用例を挙げています。
例文のように、「頑張って下さい」をそのまま使用してもよいですし、語尾を変化させたり、「いただく」で言い換えたりしてみるのもよいでしょう。
まとめ
まとめ
このように「頑張って下さい」は、「頑張ってくれ」を尊敬語で言い換えたものです。
ビジネスでも使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。