「むしろ」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「むしろ」の敬語とは?

言葉の使い方や敬語・言い替えを徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「むしろ」の意味

「むしろ」の意味

この語句は二つの物事を比べて、こちらの方がより良いと思う気持ちを表わす言葉で、「どちらかといえば」「どちらを選ぶかというと」「いっそ」という意になります。

二者一択する場合、この語句は後者を選ぶというニュアンスが多いという特徴があります。

また、この言葉は漢字で「寧ろ」と書き、「寧」という字は「~する方がよい」という意味で使われていたことによるものです。

「むしろ」の敬語での使い方や表現方法

「むしろ」の敬語での使い方や表現方法

この語句の品詞は副詞で、この語自体は敬語ではありません。

この語を敬語にするには、この語を含む前後の文を敬語表現にする必要があります。

また、この語には「反対に」という意があり、相手からのお詫びや感謝の意を否定して、逆に自分がお詫びや感謝の意を表わすことで敬語と同じような効果を出します。

さらにこの語は「自分でどちらかを選ぶ」という行為を表わしているため、へりくだった形の謙譲表現となります。

使い方ですが、AとBの二者からどちらかよい方を選ぶという意なので、「AよりむしろBの方がよい」という使い方になります。

また「反対に」という意もあり、「おわびを申し上げるのはむしろ私の方です」といったような使い方になります。

この語句は口語での使用が一般的で、メールではあまり使用されていません。

「むしろ」の言い替えや使用例

「むしろ」の言い替えや使用例

・『休日は外出するよりどちらかといえば家で寝ていたい』
・『彼の第一印象は最悪だったが、今は却って好きになったよ』
・『このような時に参加するくらいなら、いっそ不参加の方がよい』
「どちらかといえば」「却って」「いっそ」のいずれも「むしろ」の言い替えができます。

このほかにも「やはり」「反対に」なども言い替え可能です。

まとめ

まとめ

「むしろ」は二つの事柄を比較して「どちらかといえば」という場合に使います。

ビジネスでも日常会話でもよく使用しますので機会あれば使ってみてください。

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