「私ども」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「私ども」の敬語とは?

言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。

「私ども」の意味

「私ども」の意味

「私ども」は、自分達のことをへりくだって表現したものです。

「私」は一人称です。

つまり、自分のことを「私」と表現できます。

また、これを多数にすると「私達」になります。

これは、自分を含む、自分と同じ側の人間が複数名存在していることを表現しているのです。

これをへりくだった表現にしたのが「私ども」です。

「ども」「達」と同じ意味で使用できますが、自分達をへりくだった表現することで、相手に敬意を示すものになるのです。

「私ども」の敬語での使い方や表現方法

「私ども」の敬語での使い方や表現方法

「私ども」はへりくだった表現になっています。

そのため、既に敬語になっていると考える事ができます。

これを別な敬語表現にするためには、他の言葉を組み合わせる必要があるのです。

たとえば、「私どもが担当いたします」とすれば謙譲語になります。

また、「私どもにお任せください」とすれば尊敬語にできるのです。

また、「私どもからもお願いします」とすれば、丁寧語のみを用いた表現にもできるのです。

つまり、「私ども」を単独で言い換えなくても、組み合わせる言葉によって、様々な敬語表現を実現できるのです。

実際の状況によって、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。

「私ども」の言い換えや使用例

「私ども」の言い換えや使用例

・『ご容赦くださいますよう、私どもからもお願いします』
・『今回の案件に関しては、私どもが担当いたします』
・『そのような仕事でしたら、私どもにお任せください』
ここでは、「私ども」の使用例を挙げています。

例文からも分かるように、「私ども」に敬語を組み合わせることで、それぞれ印象の違う表現を作り出す事ができるのです。

まとめ

まとめ

このように「私ども」は、自分達のことをへりくだって表現した言葉だと言えます。

ビジネスでも使用できる言葉なので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。

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