「いつにも増して」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「いつにも増して」の意味
「いつにも増して」の意味
「いつにも増して」は、平常時よりも量や程度が多いことを言い表した言葉です。
たとえば、「いつもにも増して元気です」のように使用できます。
このようにすれば、いつも元気であること、そして今は、そのいつもよりも元気であることを、同時に表現できるのです。
「いつも」とは「平常時」や「普段」を示します。
それに「増して」を加えること、「普段よりも一層」と同じような意味合いの表現にしているのです。
「いつにも増して」の敬語での使い方や表現方法
「いつにも増して」の敬語での使い方や表現方法
「いつにも増して」を敬語にすると、「いつにも増しまして」となります。
この場合は、丁寧語の「ます」を用いた敬語表現になります。
たとえば、あなたが上司から仕事に真面目に取り組んでいるかを尋ねられたとします。
そして、その日は、いつもより真剣に仕事に取り組んでいたのでした。
このような場面で、「いつにも増しまして、真剣に取り組んでおります」と答えるとよいでしょう。
これによって、普段よりも真剣である様子を、上手に表現できるのです。
また、「いつにも増して」を別な表現で置き換える事も可能です。
たとえば「普段より一層」や「いつもに加えまして」と言い換えできるのです。
このように、「いつにも増して」を様々な表現にできると分かります。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「いつにも増して」の言い換えや使用例
「いつにも増して」の言い換えや使用例
・『いつにも増して頑張ります』
・『いつにも増して励んでおります』
・『分よりも一層真剣に取り組んでいます』
ここでは、「いつにも増して」の使用例を挙げています。
例文のように、「いつにも増して」を使って、様々な表現を作り出せるのです。
まとめ
まとめ
このように「いつにも増して」は、平常時よりも量や程度が多いことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。