「いつになりますか」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「いつになりますか」の意味とは何?「いつになりますか」の敬語での使用方法や表現方法、別の言葉への言い換え方法などを以下に詳しく説明します。

「いつになりますか」の意味

「いつになりますか」の意味

この言い回しの「いつ」とは漢字で書くと「何時」と表わされるように「時に関して不逞・疑問の意を表わす」語句です。

すなわち、相手に時期を問いかける際に使えるフレーズです。

場所に関してだと「どこ(何処)」、人に関してだと「だれ(誰)」と言った具合に時期に関しては「いつ(何時)」を使います。

「なりますか」「なる」に丁寧語の「ます」と疑問を表わす「か」が付加されたフレーズで、はっきりしない事柄に対して問いかける意があります。

よってこの言い回しは、「ある事柄に対しておおよその時間を知りたい、何時になるのか教えてほしい」と言った意味合いになります。

「いつになりますか」の敬語での使用方法や表現方法

「いつになりますか」の敬語での使用方法や表現方法

この言い回しには丁寧語の「ます」が使われている正しい敬語です。

別の敬語としては、上述の文末に「か」を用いた疑問を表わす語句と同様の「だろうか」の丁寧な表現である「でしょうか」をつなげて「いつになるでしょうか」も挙げられます。

なお、よく耳にする「いつになりますでしょうか」という敬語の表現は語尾の「なりますでしょうか」「ます」「でしょうか」が重なった二重敬語となり、誤用表現となりますので使用できません。

また、この言い回しのビジネスにおける使い方ですが、例えばある業者に仕事を依頼する際に納品がいつになるかを聞くのにこのフレーズが使えます。

「いつになりますか」の言い替えや使用例

「いつになりますか」の言い替えや使用例

・『いつになるでしょうか』
・『いつ頃になりますか』
・『いつ頃になるでしょうか』
「~なりますか」の文末の疑問を表わす「か」を同じく疑問を表わす「だろうか」の丁寧語「でしょうか」に言い替えられます。

「いつ頃」「いつ」「おおよそ」という意で、「頃」は時を大まかに指す語のため若干ニュアンスは異なりますが、意味合い的には「いつ」と同様です。

まとめ

まとめ

「いつになりますでしょうか」という言い回しはよく耳にする非常に丁寧に聞こえる敬語での表現ですが、二重敬語のため誤用となります。

うっかり使いがちですので使用に当たっては注意してください。

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