「この認識でも合っているでしょうか」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「この認識でも合っているでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「この認識でも合っているでしょうか」とは?

「この認識でも合っているでしょうか」は、何かの事柄に対してそうだと明示されている認識以外に、“こうとも捉えることができるのではないか”と訊ねる時に使う表現です。

例を挙げると、ある計算問題について、この公式を使えば簡単だと説明された時に、それは用いずに自分なりの方法でも同じ回答を出せたため、このような考え方でもいいのか、といったように使われます。

つまり、絶対的に1つしか考え方や解法しかないといった対象ではなく、いくつかの考え方があったり、人それぞれ全く違う方法をとることができるようなことに対し、このように考えても構わないか、それでも合っているか、とその内容と共に使われる表現となります。

「この認識でも合っているでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「この認識でも合っているでしょうか」は、このように使って、自分なりの考え方や解法を提示して、それでもいいのかと訊ねるための表現です。

よって、例えそれが誤りだったとしても、表現としての使い方は間違っていません。

あくまでこれでも構わないか、と聞いているだけなので、そのような場面があれば、訊ねる内容についてはそれほど気にせずに使っていいでしょう。

口語、文章のどちらでも使われていますが、はっきりとそれを明示することで、それでも合っているのかを回答する方も分かりやすくなるため、そのような疑問文にして文章で使うことが多いです。

ビジネスシーンでも何かの案件において、こうとも考えられないか、などという使い方をされることが珍しくなく、会議において口語でこの表現が飛び交うこともままあります。

「この認識でも合っているでしょうか」を使った例文

・『その件については私は○○だとも考えますが、その認識でも合っているでしょうか』

「この認識でも合っているでしょうか」の類語や言い替え

・『このように理解しても構わないでしょうか』
こちらの表現も使い方は同様で、ある事例に対してこうとも捉えることができないか、と使う表現です。

よって、そのまま「この認識でも合っているでしょうか」の言い替えに用いることができます。

まとめ

「この認識でも合っているでしょうか」は、1つだけの考え方や解法しかないという対象を除き、このように捉えても構わないか、と訊ねるために用いられます。

提示した内容でも合っているかと聞くことになるため、そのような疑問がある時にうまく使ってください。