「となっております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「となっております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「となっております」とは?

「となっております」とは?

「となっております」は、そういうことになりますと伝えるための表現です。

意味が意味なので、日常的に色々なシーンで活用されており、「入場料は○○円となっております」といったような使い方から、「明日は○○に行く予定となっております」などという用い方まで、それこそ様々な使い方をされています。

このそういうことだという意味以外で使われることはないため、解釈を間違えるようなことはまずなく、そうだと丁寧に相手に伝えるために使われます。

少し崩した「となっています」と使っても意味が変わることはなく、そちらの形でもよく見聞きする表現で、「となっております」と使うと堅くなると思った時にはそう使った方がいいということも少なくありません。

「となっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「となっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「となっております」は、口語、文章のどちらでも使うことができる表現で、文章で「その件は以下の通りとなっております」と使い、詳しい内容を続けていくといった用い方をすることもできます。

「今のところ○○となっておりますが、今度はどうなるか分かりません」のような使い方をしてもよく、その時点でそういうことになっているという解釈であればどういった用い方をしても構いません。

応用として、「15時の時点では○○となっておりますが、それから先は確認していません」のようにすると、あの時点を基準にしてその時にはという使い方になり、先に挙げた崩した形の「となっています」の方でも同様に使えるため、そちらに置き換えたそのような使い方もよくされています。

「となっております」を使った例文

「となっております」を使った例文

・『この商品は1ケースで20個入りとなっております』
・『当日は雨天決行となっておりますため、天気によっては雨具の準備をお願いします』

「となっております」の類語や言い替え

「となっております」の類語や言い替え

・『となります』
「となっております」「となっています」より、そうだと言い切っているように見える形ですが、意味としてはいずれも変わることはなく、この「となります」を丁寧にすると「となっています」となり、更に少し堅くした形が「となっております」だという関係です。

よって、どれを用いても使い方や意味も変わることはありません。

まとめ

まとめ

「となっております」は、そうだと伝えるために用いられます。

その手の表現の中でも丁寧で少々堅い形のため、類語の「となっています」「となります」とシチュエーションや相手によって使い分けるのがいいでしょう。

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