「本人からも」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「本人からも」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「本人からも」とは?

「本人からも」とは?

「本人からも」は、このように使っている人ではない、その当事者からも、といった意味になる表現です。

「その件につきましては、本人からもそう聞いております」のような使い方をすることが多く、この場合、その件の当事者である本人からも同じようにように聞いていると言っています。

そのように、自分以外のその人間からも、という意味で使うことになるため、「本人からもメッセージをいただいています」とすれば、その場に居ることができなかったその人からのメッセージもあるという用い方になり、肝心の当事者であるその「本人」から何かしらのそういったメッセージや伝言などがあるという使い方になることがほとんどです。

その意味を踏まえて、ビジネスシーンでもよく用いられる表現で、口語、文章のどちらでも使うことができます。

「本人からも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「本人からも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「本人からも」は、その本人がこのように言っていた、こう伝えるように言われているといったような用い方になる表現です。

ですが、この表現を使う人がそのように言っているだけだとも判断できてしまうので、使われた側とすれば難しい部分もあります。

それは、「本人からもそのようにして欲しいと言われています」と、その当事者の本人ではない人から伝えられた場合に、それが本当なのかどうか少なくともその場では分からないからです。

よって、時にはこの表現を使った人を信用して構わないのかという点も考える必要があり、前に聞いていたことと全然違う、そんなことを本人が言う訳がないなどと思った時には、一度何とか本人に連絡をとって確認をした方がいいかも知れません。

「本人からも」を使った例文

「本人からも」を使った例文

・『本人からも是非お礼を伝えて欲しいと言われております』
・『それについては本人からも詳しく聞いておりますので問題ありません』

「本人からも」の類語や言い替え

「本人からも」の類語や言い替え

・『本人より』
こちらも「本人からも」と同様に、本人となる当事者から、という意味になります。

「本人からも」との違いは、そちらは当事者から「も」という使い方になるので、その本人も同様に、という解釈になるのに対し、こちらはそこまでの話の流れとは全く別に、当事者「が」このように言っていたとという使い方になるという点です。

まとめ

まとめ

「本人からも」は、当事者のなるその本人も同様に、という意味で使われます。

語尾の「も」からその同様に、同じくといった意味になり、真偽のほどはともかく、本人もそうだと言っていたなどという用い方をされる表現です。

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