「的確な指示」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「的確な指示」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「的確な指示」とは?

「的確な指示」は、間違いのない適切な指示といった意味になります。

「的確な指示をもらうことができて、とても助かりました」のように使われた時には、間違いのない指示があったのですごく助かったと言っていることになり、このように使う人がそうだと思えば用いることができる表現です。

使い方として、それをもらったという以外に、「的確な指示がなかったので四苦八苦することになった」などと、それがなかったと使うこともでき、その応用で、「的確な指示が欲しかった」として、そのようなものを求めていたと使っても構いません。

対象が「指示」なので、誰かからのそれがそれだけ役に立つものだったという解釈になる表現のため、悪い意味で用いられることはなく、口語、文章のどちらでも問題なく使うことができまっす。

「的確な指示」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「的確な指示」は、自分の指示がそれだったと使うこともできます。

この場合、「我ながら的確な指示が出せたと思う」といったような使い方になり、些か手前味噌にはなるものの、自分でそうだったと思えばそのように用いて構いません。

この「的確な指示」とすると、先に挙げた意味のように間違いのないものだという意味になるため、そこまではいかないがそれに近いものだったという意味で、「ほぼ的確な指示を出すことができた」のような使い方をすることもできます。

ですが、このような形は自分が出した指示として使う場合になり、相手からのそれにはあまり使わないものです。

指示として全く役に立たなかった場合は別ですが、これという間違いがなく実際に役に立ったのであれば、それに対して「ほぼ」といった表現をしては失礼になってしまうためです。

「的確な指示」を使った例文

・『とても的確な指示だったため、何1つ不安なく進めることができました』
・『あの場面ではもっと的確な指示が欲しかったところだ』

「的確な指示」の類語や言い替え

・『適宜な助言』
この「適宜」(てきぎ)は、その場の状況に応じた適切な言動に対して使われる表現で、そのような「助言」とすることで、「的確な指示」に近い使い方をすることができます。

ですが、こちらの場合、あくまで「助言」になるため、「指示」とは違ってそれを聞くか聞かないかは自由だという点が大きな違いになります。

まとめ

「的確な指示」は、間違いがない適切な指示のことを指して使われます。

誰かの指示がそれだった、それが欲しかった、または自分の指示がそれだったなどといった使い方をすることができる表現です。