「言われました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「言われました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「言われました」とは?

「言われました」とは?

「言われました」は、このように使う側に対して何かを伝えられた、またはその人がそう発言していたという意味で使われます。

「これをやっておくようにと○○さんに言われました」のような使われ方はその前者になり、「部長が言われました通り、今月の目標は売上の前月比15%アップです」といった用い方をした場合には、この表現を使った人に対してではなく、その人がそう発言していたという解釈です。

このどちらかの使い方になる表現で、直接自分に伝えられた時にはその内容によっては指示や命令になるため、単に何かを伝えられただけなのか、そちらなのかの判断が必要になります。

指示や命令だった場合にはその内容にもよりますが、それに応えることに(少なくとも返答や何らかのアクションが必要になる)からです。

「言われました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「言われました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「言われました」は、口語、文章のどちらでも用いられる表現で、先のようにそう伝えられたことが指示や命令だということも少なくありません。

その時には自分だけに伝えられたという場合だけでなく、「皆でこれをやっておくようにと言われました」などと使われるということもあり、この時には自分も含めた“皆”に相当する人たちに対しての指示や命令になります。

そう発言したのは本人で、それをこの表現で代弁して皆に伝えていると考えるといいでしょう。

もう1つのその人がそう発言していたという使い方では、「言っていました」としてもほとんど同じです。

共に特に丁寧な形という訳ではなく、謙って使っている訳でもないため、誰かが発言したいたと表現するために用いやすい表現です。

「言われました」を使った例文

「言われました」を使った例文

・『この仕事は今週中に終わらせるようにと言われました』
・『○○さんがそのように言われましたが、私としては少し違うのではないかと思っています』

「言われました」の類語や言い替え

「言われました」の類語や言い替え

・『申していました』
自分や自分を含めた対象に何かの指示や命令をするといった使い方の方ではなく、そう発言していたという場合の方の言い替え表現になります。

謙譲表現にした形なので、「○○さんが申していました」とすると、その人を立てて使っていることになります。

まとめ

まとめ

「言われました」は、そのように伝えられた、またはそう発言していたという解釈で使われる表現です。

特に丁寧な形ではありませんが、このように使って失礼になることもないので、ビジネスを始めとして色々なシーンで使いやすい表現です。

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