「ご使用ください」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「ご使用ください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご使用ください」とは?

「ご使用ください」は、使ってくださいという意味で用いる表現です。

その意味に当てはまれば使うことができると考えてよく、「このようにご使用ください」、「気をつけてご使用ください」などと色々な用い方をされています。

使うという行為に該当すれば構わないため、テレビや電子レンジなどの家電からPCやスマホのような電子機器、DIYで使う工具などまでその対象は様々です。

この表現ではただ使ってくださいと伝えているだけですが、先に挙げた例のように、そのように使えるという用い方やこう使わないといけないといった注意として、更には使うかどうか考えてた上で行って欲しいといったように用いることもでき、口語、文章のどちらでもビジネスシーンではもちろん、BtoCでその製品を製造しているメーカーから使われる場合も多い表現です。

「ご使用ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご使用ください」と何かの製品の説明書に当たるものに用いられているのを見たことがある人も多いでしょう。

その時には正しい使い方や使い方のコツといった内容の場合がほとんどで、この表現の使い方としてごく一般的なものです。

ひねった使い方をいくつか前述しましたが、基本的にはこのように使うものだと用いられ、丁寧にそう相手に伝えるために使います。

どのような使う場合でもこの表現が相手に失礼になることはなく、他社や目上の人が相手でも問題なく、BtoCでお客様に対して製品の使い方を説明する際には定番の表現となっています。

「ご使用ください」を使った例文

・『取扱説明書をよくお読みになった上でご使用ください』
・『長時間の利用になる場合には、製品の発熱にくれぐれも注意の上ご使用ください』

「ご使用ください」の類語や言い替え

・『ご使用いただけます』
こちらは使うことができるという意味になる表現です。

「そのような用途にもご使用いただけます」、「そのようにすると便利にご使用いただけます」のような使い方をすることが多く、こういった使い方もできると伝える際によく用いられています。

「ご使用ください」の言い替えとして使える場合もありますが、その時にもそのように使って欲しい、といった解釈より、そうとも使うことができるというニュアンスになってしまうため、あまりおすすめできません。

まとめ

「ご使用ください」は、使ってくださいと置き換えて意味が通る場合に使える表現になります。

意味もそのままで、そちらより丁寧に相手にそうだと伝えることができ、ビジネスでそういった内容を含んだ文章を作る場合にも向いています。