「志望いたしました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「志望いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「志望いたしました」とは?

「志望いたしました」とは?

「志望いたしました」は、そのようにしたい、なりたいと望んで行いましたという解釈になります。

よく見聞きする使われ方では「○○大学を志望いたしました」のような形で、その大学に入学したいと望んでいることが分かります。

そう決めたという意味になる表現のため、この時点ではただそのように望んでいるだけの状態で、それが叶うかどうかは今後次第です。

使われるシーンとしては、この大学への進学を希望しているのかと聞かれた際に先のように用いたり、同様に就職時に希望の会社を伝える場合、職業として歌手になりたいなどと思っているような時などで、それが希望でそうしたい、なりたいと考えて使われています。

「志望いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「志望いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「志望いたしました」は、そうしたい、なりたいと言い切っている表現になります。

よって、この表現を使った時点でそのように考えているということになり、その決意を伝えるために用いられます。

実際には前述のような、どこの大学や会社に入りたいと望んでいるといったような使われ方が多く、少し形を変えて「志望しています」としても意味はほとんど変わりません。

ただし、そちらにするとそうしようとしているという表現になるため、そのためにこんな努力をしているなどという文言とセットで用いることができるようになります。

例として、「将来は歌手を志望しています。

そのために毎週トレーニングに通っています」
という使い方ができるという具合で、「志望いたしました」のままの場合には、このような理由からそうしたい、なりたいと望んでいるという使い方が向いています。

「志望いたしました」を使った例文

「志望いたしました」を使った例文

・『科学技術に興味があるので、理工系の大学を志望いたしました』
・『御社のビジョンに共感し、そのために尽力したいと考え入社を志望いたしました』

「志望いたしました」の類語や言い替え

「志望いたしました」の類語や言い替え

・『希望いたしました』
「希望」に代えて使うと、そのようにしたいという解釈が強くなり、そうなりたいという意味は薄くなります。

よって、「3番を希望いたしました」「是非行きたいと希望いたしました」のように使われることが多く、大学や就職先を希望するといった「志望いたしました」が合う使い方にはあまり向いていません。

まとめ

まとめ

「志望いたしました」は、そうしたい、そうなりたいと考えている時に使う表現です。

後者の解釈になることが多く、このように使った時点で将来的にそうなりたいと考えているという用い方に向いています。

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