「構いませんか」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「構いませんか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「構いませんか」とは?

「構いませんか」は、そうしてもいいですか、と尋ねるために使います。

例えば、「ここに上着を掛けても構いませんか」のように使う表現で、それをしても問題がないか、といった問い掛けになる文章にして用います。

そのため、実際にそうするのはこう問い掛けた相手がそれを認めてくれてからになります、よって、基本的にはその許可が出せる人に対して使う表現となりますが、そうとは知らずに使っても問題はなく、結果的にそうなってしまったという場合も少なくありません。

しかし、許可が出せない人に尋ねたところで自分には分からない、決められないなどと返されるだけなので、その判断ができる人が分かっている時にはその相手に対して使うものです。

「構いませんか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「構いませんか」は、何かの許可を求めるために色々な使い方をすることができる表現です。

「ここをこのように変えても構いませんか」といったような用い方をすることもでき、「先に帰っても構いませんか」のような使い方もよく見聞きします。

口語、文章のどちらでも問題なく使えますが、その場でこうしてもいいかと尋ねる使い方が多いため、必然的に口語で用いられることが多いです。

ですが、文章で使わないこともなく、何かの質問をメールで送るような時に「そこは○○で構いませんか」と使うという具合です。

この場合にもそれでいい、それは困るなどという相手からの返事を待つ必要があるので、口語とは違って文章ではそのレスポンスに掛かる時間を考えた上で使わないといけません。

「構いませんか」を使った例文

・『申し訳ありませんが、明日はお休みをいただいても構いませんか』
・『それを行うのは今の作業が終了してからでも構いませんか』

「構いませんか」の類語や言い替え

・『よろしいでしょうか』
砕くと「構いませんか」と同様に砕くと「いいですか」となり、こちらを使っても意味が変わることはありません。

上の例文はどちらもこの表現に言い替えることができ、「構いませんか」と使うより少し丁寧になるため、ビジネスシーンで他社や目上の人を相手に使うのに向いています。

まとめ

「構いませんか」は、そうしてもいいか、と聞く時に用いる表現です。

使える対象が広い表現なので、色々な用い方がありますが、どの場合もそれでいいという返事をもらわないことには聞いた内容を行えないため、文章で使う時にはその返事が来るまで一旦保留になってしまうことを分かった上で使ってください。