「楽しみになさってください」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「楽しみになさってください」について解説をします。

「楽しみになさってください」とは?意味

楽しみにしていてください、という意味です。

「楽しみ」には、満ち足りた気持ちになること、楽しいこととして待ち望むことという意味があります。

そのときの状況や、その人の好みなどによって、「楽しみ」が意味するものは変わります。

「なさっ」は「なさる」のことで、「する」「なす」の尊敬語です。

ある行為を行うという意味があります。

「ください」は、相手に対して何かを要望・懇願する意を表します。

「楽しみになさってください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉、未来に楽しみが用意されているときに用います。

たとえば、今度社員旅行をすることになったとします。

社員旅行を計画する担当者が決められ、その人がどこに行くか、どのような日程を組むかなどを決めました。

担当者は「きっと満足してくれるに違いない」と考えています。

旅行に参加する人たちには、楽しんでもらいたいです。

この気持ちを目上の人に伝えるときに、このような言葉を用います。

待ち遠しくなるような事柄であれば、どのような事柄についても使うことができます。

たとえば、宴会、祝賀パーティー、誕生日プレゼントなどです。

驚かせたい場合は、詳細な内容は伝えないようにします。

あらかじめ知ってしまうと驚きが少なくなります。

場合によって、その物事が行われることを伏せておくことがあります。

突然に物事を行って驚かせるのです。

そうすることによって、うれしさが増す場合があります。

しかし、あまりにも驚いてしまって、楽しみを感じられない場合もあるので、あらかじめ知らせた方がよいか考える必要があります。

「楽しみになさってください」を使った例文

・『明日の○○を楽しみになさってください』

「楽しみになさってください」の返答や返信

何を楽しみにしているように伝えられているのかによって、返す言葉が多少変わります。

どのような場合でも、その事柄を楽しみにしている気持ちが伝わるような返答をするのが望ましいです。

この言葉を伝えている相手は、「きっと楽しんでくれるだろう」という気持ちを持っています。

その気持ちを傷つけるような言葉を返すのは、望ましくありません。

たとえば、旅行をすることであれば、その旅行でこんなことをしたいなど、楽しくなるような話をするとよいでしょう。

まだそのことを行っていなくても、楽しい気分になってきます。

まとめ

この言葉は、他人に楽しみにしていて欲しいときに用います。

宴会や旅行など、楽しくなるようなことが未来に用意されているときに用いるものです。