「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」について解説をします。

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」とは?意味

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」とは?意味

知恵を提供してくれるとありがたい、知恵を提供して欲しいという意味です。

「お知恵」「知恵」「お」をつけた言葉で、物事の筋道などを判断して処理する働き、物事を道筋立てて考え、計画をする能力という意味です。

「お」は名詞につくと尊敬の意になります。

「貸し」「貸す」のことで、労力や能力などを提供するという意味です。

「いただけ」「いただく」のことで、話し手や動作を受けるものにとって恩恵になることを他人から受ける意になります。

「ます」は敬意を表す語です。

「幸い」には、ありがたいこと、都合のいいさまという意味があります。

「です」は丁寧の意を表します。

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、他人から知恵を受けたいときに用います。

遠回しなお願いの仕方です。

相手に敬意を表す語を用いているので、目上の人や取引先の相手に対して使用することができます。

「幸いです」は、その人にとってありがたいこと、都合のいいさまという意味を持ち、そうしてくれるとうれしい気持ちを表します。

直接「~してください」といわず、こういった表現をしてお願いをしています。

「今日は暑いですね」といって、窓を開けてもらったり、クーラーをつけてもらったりすることを促すのと似ています。

これも直接お願いはしていませんが、遠回しに涼しくして欲しいことを伝えています。

そうしてくれるとうれしいという意味で強制力はないので、どうしてもそれをして欲しときには「~してください」とお願いをするのが望ましいです。

「貸す」は図書館が本を貸すなど物についてだけでなく、能力や労力など物質ではない物を提供する意もあります。

そのため「知恵を貸す」という表現は間違いではありません。

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」を使った例文

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」を使った例文

・『○○さまのお知恵をお貸しいただけますと幸いです』

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」の返答や返信例

「お知恵をお貸しいただけますと幸いです」の返答や返信例

知恵を貸して欲しいとお願いされているので、知恵を提供できるのか、できないのかを答えます。

できるのなら、相手が求めている知恵を差し出しましょう。

できないときには謝罪の言葉を述べます。

「できません」というよりも、謝罪の言葉を用いてから断った方が、相手を突き放している印象が弱くなります。

まとめ

まとめ

この言葉は、他人に知恵を出してもらいたいときに用います。

何かをお願いするときに丁寧な言葉遣いをすれば、相手は気持ちよくその事柄を行ってくれることでしょう。

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