「ご理解の上ご購入ください」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「ご理解の上ご購入ください」について解説をします。

「ご理解の上ご購入ください」とは?意味

ある事柄を知ってから買ってください、という意味です。

「ご理解」は「理解」を敬意を表す形にしています。

「理解」は、意味や内容を正しく飲みこむことです。

「ご」をつけることで、その行為をする人に敬意を表した形になります。

「上」は～したのちという意味です。

「ご購入」は「購入」を敬意を表す形にしています。

「購入」は買うことです。

この場合は、購入する人は聞き手で、「ご」をつけて買う人に敬意を表しています。

「ください」は、相手に何かを要望・懇願する意を表します。

「ご理解の上ご購入ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、あるものを買う前にある事柄を理解しておいて欲しいときに使用をします。

セール品のため返品できない場合で説明をします。

ある通販サイトでは、在庫の入れ替えのために衣服を安く販売しています。

セール品として販売しているため、お客様都合での返品を受けつけていません。

サイズがあわなかった、イメージと違っていたなどがあっても、これらはお客様都合なので返品はできません。

そのことを客には事前に知っておいて欲しいです。

知らないで購入をし、「返品してください」と後からいわれても店側は対応できません。

店側が困るのはもちろんですが、客も不都合でしょう。

こういった事態にならないように、あらかじめ伝えておきます。

このような場面で使用をする言葉です。

そうするようにと求める必要があるので、「ください」という表現を使用します。

人に頼むときに「～してくださると幸いです」という表現を使うことがありますが、この場合はこの表現は適切ではありません。

「ご理解の上ご購入ください」を使った例文

・『訳あり商品のため傷がある場合がございますが、ご理解の上ご購入ください』

「ご理解の上ご購入ください」の返答や返信

対面の場合であれば、理解できたならば「わかりました」の意を伝えます。

通販サイトなどの場合は、返答する必要はないです。

理解できなかったならば、購入はできません。

購入したいならば、相手が伝えている事柄を理解する必要があります。

相手が伝えている事柄を理解できなかったり、納得できなかったりするなら、そのものを購入するのはあきらめることになるでしょう。

まとめ

この言葉は、何かを購入する前にある事柄を理解して欲しいときに用いるものです。

事前に知っておいてもらうときに使用をします。

不都合な事態が起こらないように、知っておいて欲しい事柄はわかりやすく事前に伝えておきましょう。