「お時間をいただけないでしょうか」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「お時間をいただけないでしょうか」について解説をします。

「お時間をいただけないでしょうか」とは?意味

時間をもらえますか、という意味です。

「お時間」は相手を敬ってその空き時間をいう語です。

「お」をつけて、相手に敬意を表す形にしています。

「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を尋ねる意があります。

「お時間をいただけないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側が時間を欲しいとき、相手に用事があるときに使用をします。

たとえば、AさんがBさんに相談したいことがあるとします。

時間がかかる内容の話なので、この場で話してすぐに相談が終わり、というわけにはいきません。

そこで、まとまった時間が欲しいです。

Bさんも暇な人ではないので、いつでもよいというわけにはいかないでしょう。

時間を作ってもらい、相談にのって欲しいです。

このような場面で「時間を作って欲しい」という意味でこの言葉を用います。

時間をもらいたいとだけ伝えても、なぜそうなのかがわからないと、時間を与えることができるか相手は判断できません。

そのため、なぜ時間をもらいたいのか理由も伝えます。

理由がわかれば「それらなば」と時間を作ってくれるかもしれません。

具体的にどれくらいの時間が必要なのかわかっているときは、その時間も伝えるとよいでしょう。

おおよその時間がわかっていると、時間を与えることができるか判断しやすくなります。

時間をもらえたときは、貴重な時間なので無駄にしないようにしましょう。

「お時間をいただけないでしょうか」を使った例文

・『ご相談したいことがあるのですが、お時間をいただけないでしょうか』

「お時間をいただけないでしょうか」の返答や返信

相手の求めに応じられるか、応じられないかを答えます。

時間を作ることができる場合は、いつなら支障がないかを伝えましょう。

この言葉を伝えているそのときという場合もあれば、別のときに時間を作る場合もあります。

忙しすぎる人は、時間を作ることが難しいこともあるでしょう。

それでも、3分や5分程度なら時間を作れるはずです。

相手は短い時間でもよいというのなら、5分でもよいので時間を作るようにしてみてください。

わずかな時間であっても、時間を作らないよりはよろこばれるはずです。

まとめ

この言葉は、相手の時間をもらいたいときに用います。

他人にもやるべきことがあるので、いつでも時間が空いているわけではありません。

何かをするときには、都合を尋ねるようにしましょう。