「別紙に記載しております」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「別紙に記載しております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「別紙に記載しております」とは?

「別紙に記載しております」は、これとは別の紙に内容があります、という意味で用いる表現です。

よって、このように使うのは基本的に紙媒体になると考えていいでしょう。

その同一の紙の中にはそれはなく、別の紙にそれがあるという用い方になるため、「それについては別紙に記載しております」のような使い方がほとんどです。

このように用いる表現になるので、ほとんどの場合で紙媒体にて使われます。

よって、ビジネスでは書類の中で用いられることが多く、何枚かに分かれているそれの中で、この紙の中にそれはなく、別の紙の方にありますという使い方をします。

ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも何枚かに分かれている書類などで使えるため、どちらで見掛けることも普通にあります。

「別紙に記載しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「別紙に記載しております」は、そのままだと別のどの紙にそれがあるのかが分からない使い方になります。

よって、「資料Aとある別紙に記載しております」などと、どの紙がそれになるのかという用い方もよく見掛けます。

用い方から、口語で使うことはまずありませんが、例外として、「その件については挨拶文から始まる用紙の方ではなく、資料Aとある別紙に記載しております」などと、どこにそれがあるのかの説明を口語ですることもでき、あまりあることではないながら、そういった使い方もまま見られます。

そのように使う場合にはメールでも構いませんが、対象となる「別紙」は必ず紙媒体でないといけないため、違うメールにの中ある、または添付ファイルの中にあるといった用い方はできません。

「別紙に記載しております」を使った例文

・『これについての詳細は別紙に記載しております』
・『それほどの内容でもありませんが、詳しいことは別紙に記載しております』

「別紙に記載しております」の類語や言い替え

・『下記に記載があります』
このように使うと、この表現より後にそれがあるという意味になります。

よって、同一の用紙の中にそれがあるという用い方になります。

この表現だとメール中のそれより下という使い方もできるので、近年では紙媒体で使われるより、そちらで見掛けることが多くなっています。

まとめ

「別紙に記載しております」は、それとは別の紙にその内容があるという意味になる表現です。

紙媒体で使う以外に、口語やメールでどこにそれがあるのかという説明をする場合に使うこともできます。