「正直に言ってくれてありがとう」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。
「正直に言ってくれてありがとう」の意味
「正直に言ってくれてありがとう」の意味
「正直に言ってくれてありがとう」は、隠さずに素直に言ってくれたことに感謝を述べる言葉です。
「正直」とは、「隠し事がなく素直な様子」を言い表しています。
つまり、嘘や偽りがないような態度のことを「正直」という言葉で表現できるのです。
また、「言ってくれて」は、「言う」という行為を相手が与えてくれた様子を表現しています。
これは、自分にとって望ましい行為を相手が実行した際に、使用できる表現なのです。
これらのことから、「正直に言ってくれてありがとう」が、隠さずに素直に言ってくれたことに感謝を述べる言葉だと分かるのです。
「正直に言ってくれてありがとう」の敬語での使い方や表現方法
「正直に言ってくれてありがとう」の敬語での使い方や表現方法
「正直に言ってくれてありがとう」を敬語にすると、「正直に言ってくださりありがとうございます」と表現できます。
この場合は、尊敬語と丁寧語を用いた敬語表現の形にできるのです。
たとえば、上司があなたの仕事の進め方に苦言を呈したとします。
そしてあなたは、その苦言を素直に受け止めることにしたのです。
このような場合に、「私の至らない点に関しまして、正直に言ってくださりありがとうございます」と述べるとよいでしょう。
これによって、言ってくれたことに感謝する気持ちを、敬語で伝達できるのです。
また、「正直に言ってくれてありがとう」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば、「正直に言っていただきありがとうございます」で謙譲語になります。
また、「正直に言ってくださったことに感謝します」のように言い換える事も可能です。
この場合は、「感謝いたします」や「感謝申し上げます」を用いる方法もあります。
また、「正直に」を「素直に」や「忌憚のない意見を」などに置き換えて使用してもよいでしょう。
このように、同じような意味でも、言葉の選び方次第で色々な形に応用できます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「正直に言ってくれてありがとう」の言い換えや使用例
「正直に言ってくれてありがとう」の言い換えや使用例
・『正直に言ってくれてありがとう』
・『正直に言ってくださりありがとうございます』
・『正直に言っていただきましたことに感謝申し上げます』
ここでは、「正直に言ってくれてありがとう」を使った例文を挙げています。
例文からも分かるように、「くれて」や「ありがとう」を敬語に言い換えると、色々なバリエーションを生み出せるのです。
まとめ
まとめ
このように「正直に言ってくれてありがとう」は、隠さずに素直に言ってくれたことに感謝を述べる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。