「相まって」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「相まって」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「相まって」とは?

「相まって」とは?

「相まって」は、何かと何かがそうなって、という使い方になる表現です。

それらが一緒になることで生まれる効果について語られるような時に用いられ、例えば、「元々人気が出るとは思っていたが、ちょうどこの時期に発売したことと相まって、当社発足以来の大ヒットとなった」のように使われます。

この時には、その発売したものが使う時期を選ぶ商品だったので、ちょうどそれに合う時期に発売したため、大ヒットに繋がったという解釈です。

つまり、そちらの商品の特性と発売時期が合ったことでの効果をこの「相まって」と使っている例になり、こういった用い方でビジネスシーンでもよく使われています。

それと一緒になったことで、という意味になると考えると分かりやすく、何と何がといった用い方だけでなく、何か3つや4つが「相まって」といったような使っても構いません。

「相まって」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「相まって」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「相まって」は、先に挙げた例のようないい意味で使われる場合だけでなく、そのような効果によって悪いことになった、そうなってしまうかも知れないといった用い方をすることもできます。

その例を挙げると、「台風と地震の発生が相まって、甚大な被害が出てしまった」などという使い方で、台風と地震という2つの災害要素が一緒に発生してしまったことが被害が甚大になった原因だと言っています。

口語、文章のどちらでも使うことができるので、この表現の意味になる何かと何か(もしくは3つ以上)が一緒になったことでそういった効果が生まれた、そのようになった、そうなりそうだなどと伝えたい時にうまく用いることができます。

「相まって」を使った例文

「相まって」を使った例文

・『元の生地自体の甘さに砂糖のそれも相まって、甘党にはおすすめのスイーツに仕上がっています』
・『昨今の円高に原油価格の高騰も相まって、色々な商品が値上げされている』

「相まって」の類語や言い替え

「相まって」の類語や言い替え

・『相乗効果で』
「相まって」と同じ意味で使う表現で、「○○と△△の相乗効果で、このいい結果に繋がりました」のような使い方になります。

この例は「○○と△△が相まって~」としても全く同じ解釈になるので、言い替え表現だと考えていいでしょう。

まとめ

まとめ

「相まって」は、何かと何か、または3つ以上の要素が一緒になったことでそのようになったという使い方をする表現です。

その結果が悪い内容であっても構わず、色々な対象、場面においてそうだった、そうなるだろうなどと伝えるために用いられています。

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