「心身ともに」の敬語での使い方とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「心身ともに」の敬語とは?

言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「心身ともに」の意味

「心身ともに」は、精神的にも肉体的にもという意味で使用できる言葉です。

「心身」は「心と身体」を意味します。

これを「心身ともに」とすれば、心と身体の両方という意味の言葉になるのです。

たとえば疲労していたとします。

肉体労働で披露している場合は、「身体が疲労している」と表現します。

また、相手に気を遣って疲労した場合は、「精神的に疲労している」と表現できるのです。

そして、その両方の種類の疲労がある場合には、「心身ともに疲労している」と表現できます。

これらのことから、「心身ともに」が、精神的にも肉体的にもという意味で使用できる言葉であると分かるのです。

「心身ともに」の敬語での使い方や表現方法

「心身ともに」を単独で敬語にはできません。

これを敬語にするには、他の言葉を組み合わせて「心身ともに疲れました」のようにするとよいでしょう。

この場合は丁寧語の「ました」を使った敬語表現にできるのです。

たとえば、とても大変な仕事を成し遂げたとします。

その仕事では、精神的にも肉体的にも疲労してしまったのでした。

このような場面で、「心身ともに疲れました」と言うとよいでしょう。

これによって、心と身体の両方が疲労したことを、上手に表現できるのです。

また、「心身ともに」を別な敬語と組み合わせる方法もあります。

たとえば「心身ともに疲労いたします」で謙譲語になります。

また、「心身ともに疲労なさいました」は尊敬語になるのです。

さらに、「心身ともに」を「心も体も」や「肉体的にも精神的にも」のような類似表現で置き換える方法もあります。

このように、「心身ともに」を使って色々な表現を作り出せると分かります。

同じような意味でも、複数の表現手段が存在するのです。

実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。

「心身ともに」の言い換えや使用例

・『心身ともに疲れました』
・『心身ともに疲労いたしました』
・『心も身体も疲労なさっています』
ここでは、「心身ともに」の使用例を挙げています。

例文のように、適切な言葉を組み合わせる事で、自然な表現を作り出せます。

また、「心身ともに」に組み合わせる言葉をくふうすると、それぞれ違う印象の敬語表現にできるのです。

まとめ

このように「心身ともに」は、精神的にも肉体的にもという意味で使用できる言葉です。

ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。