「選りすぐり」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

この言いまわしの意味とは何?

このフレーズを敬語にした場合の用法や使用例、別の語句への言い換え方法などを以下に詳しく説明します。

この言いまわしの意味

この言いまわしの意味

このフレーズは「えりすぐり」または「よりすぐり」と読みます。

よいものの中からよりよいものを選び抜いたその物のことを言い、複数あるものの中から目的に合う物を選ぶ行為は「選りすぐる」と言います。

このフレーズは名詞であり、「選りすぐる」の品詞は動詞になります。

この語句の語源は「選る(える)(よる)(すぐる)」「すぐる」を組み合わせることでできた語句です。

「選る」はいくつかのものの中から基準や目的に合った物を選び出すことを言い、「すぐる」は多くあるものからすぐれた物を選ぶという意です。

よって、このフレーズは「よいものの中から更に選び抜いたよりよい物」を指す語句です。

この言いまわしの敬語での使い方や表現方法

この言いまわしの敬語での使い方や表現方法

このフレーズ自体は敬語ではありません。

このフレーズを敬語表現にする場合は、このフレーズを含む文章全体を敬語にすることで対応します。

このフレーズは「選りすぐりの○○」という表現方法で使うことが一般的です。

「選りすぐりの食材」といったモノや「選りすぐりの選手」といった人に対しての使い方です。

動詞で使う場合は、「総合的な観点から選りすぐってほしい」といった使い方となります。

ただし、この語は常用漢字以外の読み方をするため、ひらがなで読む方が無難です。

その場合、上述のように2通りの読み方がありますが、どちらを使っても意味合いは同じで間違いではありません。

なお「選りすぐりの精鋭」といった言い表わし方法ですが、「精鋭」には「えり抜かれた、すぐれた人」という意があるため、二重敬語になりますので注意しましょう。

この言いまわしの言い替えや使用例

この言いまわしの言い替えや使用例

このフレーズには色々な言い替えや類語があります。

その一例を紹介します。

・『選り抜き』
・『厳選』
・『粒ぞろい』
・『そうそうたる』
・『取捨選択』
『選り抜き』は「多くのモノの中から選び出すこと」、『厳選』は「厳しい基準によって選ぶこと」の意です。

『粒ぞろい』は「能力や質のいい人が集まっている様子」を表わします。

『そうそうたる』は「すぐれている人々の集団や顔ぶれ」を言います。

『取捨選択』は「よいもののみを選び取ること」の意です。

まとめ

まとめ

このフレーズは「よいものの中から更に選び抜いた物」という意で単に選んだという意味合いではなく、「選び抜く」というニュアンスが強い点が重要です。

そのニュアンスから「すぐれた物」「特別な物」というイメージが強調されるのです。

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