「お気づきの点がございましたら」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「お気づきの点がございましたら」について解説をします。

「お気づきの点がございましたら」とは?意味

気がついたところがあったら、という意味です。

「お気づき」は、「気づく」を相手を敬う表現にしたものです。

「お」をつけることで、相手に尊敬の意を表す形になります。

「気づく」は、今まで注意が向いていなかったところに注意が向いて存在や状態を知る、という意味があります。

「点」は、ところという意味です。

「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。

「たら」は仮定の意を表します。

「お気づきの点がございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、気がついたことがあったならば知らせて欲しいときに用います。

この後に「知らせて欲しい」という意味の言葉が続きます。

たとえば、客が通販で品物を購入したとします。

商品を発送する前に、店側は商品の点検をしていますが、もしかしたら破損などの問題があったかもしれません。

また、商品について「こうして欲しい」という気がついたことがあるかもしれません。

そういったことを、店側は客に確かめたいと思っています。

そろそろ商品は届いていることです。

そこで、メールをして確かめてみることにしました。

そのメールの中で店側がこのような言葉を使用します。

気がついたことがあったときに知らせてもらえるように、連絡先も伝えておきましょう。

この言葉をメールで使うならば、メールアドレスや電話番号などをメールに記載します。

手間がかかる方法では連絡をするのが億劫で、気がついた点を教えてもらえないかもしれません。

そのため、連絡方法は簡単なものがよいでしょう。

「お気づきの点がございましら」を使った例文

・『お気づきの点がございました、○○にご連絡ください』

「お気づきの点がございました」の返答や返信

この後に知らせて欲しいという意味の言葉が続くはずです。

何か気がついた事柄があったならば連絡をしましょう。

連絡先も伝えられているはずです。

たとえば、購入した商品にシミのようなものがついていたという場合ならば、そのことを購入した店または製造元に報告をします。

最初から破損をしていた場合は、すぐにでも知らせなければなりません。

すぐに知らせれば交換や返金をしてもらえる可能性があります。

時間が経つと交換や返品はしてもらえなくなるので、商品を手にしてから1週間以内くらいに伝えましょう。

まとめ

この言葉は、気がついたころがあったらという意味です。

商品を購入してしばらくしてから、店側から客に対して使うことがあります。

教えてもらった気がついて点は、今後の仕事に活かせることでしょう。