「リマインド」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。
「リマインド」の意味
「リマインド」の意味
「リマインド」は、相手に何かを思い出させることを表現するための言葉です。
「リマインド」は英語の「Remind」がカタカナ表現になったものです。
そして「Remind」は「思い出させる」という動詞、もしくは「思い出させること」という名詞として使用できる英単語です。
これがカタカナ言葉になると、名詞のように扱われる言葉になります。
つまり、行為を表す場合には「リマインドする」のように動詞を組み合わせて使用するのです。
なお、「Mind」には気にするという意味があります。
これに「再度」や「再び」を意味する「Re」を加えて「Remind」として、「再び気にする」という意味の単語になっているのです。
これらのことから、「リマインド」が、相手に何かを思い出させることを表現するための言葉であると分かるのです。
「リマインド」の敬語での使い方や表現方法
「リマインド」の敬語での使い方や表現方法
「リマインド」を単独で敬語にはできません。
これを敬語にする場合は、「リマインドします」のように、動詞を組み合わせて実現するとよいでしょう。
この場合は「する」を「します」に言い換えた、丁寧語の表現にできるのです。
たとえば、あなたのチームのメンバーがアンケートに回答していなかったとします。
そのため、期日までに対応するように、メンバーに再度連絡する事にしたのです。
このような場合に、「私からメンバーにリマインドします」と述べるとよいでしょう。
これによって、メンバーに思い出させる行為のことを、上手に表現できるのです。
また、「リマインド」を別な表現にする方法もあります。
たとえば、「リマインドいたします」で謙譲語、「リマインドなさいます」で尊敬語になります。
また、「リマインド願います」のように、相手に依頼するような形にする方法もあります。
この場合は、「リマインドください」や「リマインドいただきたい」のような表現で置き換える方法もあるのです。
このように、「リマインド」という言葉を用いて、色々な表現を生み出せる事が分かります。
同じような意味でも、複数の表現方法が存在しているのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「リマインド」の言い換えや使用例
「リマインド」の言い換えや使用例
・『私からリマインドします』
・『期日が近いためリマインドいたします』
・『さきほど部長がリマインドなさいました』
ここでは、「リマインド」を使った例文を挙げています。
例文からも分かるように、前段に少し言葉を加えると、自然な印象の表現になります。
また、「リマインド」に組み合わせる言葉を工夫すれば、印象の違う表現を生み出す事ができるのです。
まとめ
まとめ
このように「リマインド」は、相手に何かを思い出させることを表現するための言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。