「お聞きして安心いたしました」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

こちらの記事では、ビジネス上でも使われる事もある「お聞きして安心いたしました」の言葉の使い方や意味等に関して、解説いたします。

「お聞きして安心いたしました」とは？意味

お聞きして安心いたしましたは、おききしてあんしんいたしました、と読むべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を見れば分かる事でしょうが、聞くという意味を丁寧に表現したお聞きしての文字に、安心したを敬語的に表した安心いたしましたの文字を付け加える事で完成した言葉となっています。

以上の事からお聞きして安心いたしましたは、聞いて安堵した、という意味を示すのです。

「お聞きして安心いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

お聞きして安心いたしましたは、耳にして安心した、という意味を丁寧に表現した言葉となっています。

お聞きやいたしましたという文字を見れば分かる様に、随所に丁寧な表現が用いられた言葉です。

故にビジネスシーンでは、部下の様な目下の人間に使ってしまうと、言い回しが大袈裟過ぎて不自然になってしまいます。

だからこそこのお聞きして安心いたしましたは、敬いや気遣いが必要となる取引相手や上司といった、目上の人間に対して用いるべき言葉です。

「お聞きして安心いたしました」を使った例文

・『深刻な病状ではないとお聞きして安心いたしました』

「お聞きして安心いたしました」の返答や返信

お聞きして安心いたしましたは、話や情報を耳にして安堵した、という意味を相手に伝える際に駆使される言葉となっています。

とはいえ最初のお聞きの文字を見れば理解出来る様に、丁寧な言い回しを使用して生み出された言葉です。

なのでこの言葉を使うべき相手は、気遣いが必要となる上司や取引相手といった立場的には上の人物となります。

つまりはこの言葉に返答や返信を行うのは、相手よりも目上にあたる人物です。

ただしこちらが先に相手が安心する様な言葉を掛けた後に、このお聞きして安心いたしましたという言葉が、返って来るケースが少なくありません。

なのでその様な時の返信や返答例としては、心配を掛けて、申し訳ない、といった少し丁寧な言葉を挙げる事が出来ます。

まとめ

お聞きして安心いたしましたは、何らかの情報や話を聞いて安堵した、という意味の言葉です。

もっともこの言葉を掛けられる側が、相手が安心する様な話をした直後に、この言葉が返って来るケースが少なくありません。

更にお聞きという気遣いを込めた丁寧な言い回しが使われている事から、部下の様に立場が明確に下の人物に使うと大袈裟過ぎる表現となります。

なのでこのお聞きして安心いたしましたは基本的に、上司や取引相手といった気遣うべき目上の相手に対して使用すべきです。