「伏してお願い申し上げます」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。
「伏してお願い申し上げます」の意味
「伏してお願い申し上げます」の意味
「伏してお願い申し上げます」は、強く相手にお願いしたい気持ちを言い表した言葉です。
「伏して」は「平伏して」と同等の意味になります。
つまり、相手に頭を下げているような様子を「伏して」という言葉で表現しているのです。
また、「お願い申しげます」は「お願いします」を謙譲語にしたものです。
このようにすると、自分の行為をへりくだり、間接的に相手への敬意を表現できます。
さらに語尾には「ます」を使用して、丁寧な言葉遣いにしているのです。
これらのことから、「伏してお願い申し上げます」が、強く相手にお願いしたい気持ちを言い表した言葉であると分かるのです。
「伏してお願い申し上げます」の敬語での使い方や表現方法
「伏してお願い申し上げます」の敬語での使い方や表現方法
「伏してお願い申し上げます」は既に敬語になっています。
これは、謙譲語の「お願い申し上げます」という言葉を用いた敬語表現になっているのです。
たとえば、ある契約について、条件変更をお願いすることにしたとします。
そしてその条件変更は、あなたにとって非常に重要なものなのでした。
このような場合に、「条件変更に関して、伏してお願い申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これによって、強くお願いしたいと思う気持ちを、上手に伝達できるのです。
また、「伏してお願い申し上げます」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば、「伏してお願いいたします」と表現できます。
この場合も、謙譲語を使った表現になります。
また、謙譲語を除いて「伏してお願いします」とする方法もあります。
さらに、「伏してお願いしたく思います」のようにアレンジする方法もあるのです。
他にも、「伏して」を「平に」などに置き換えてみてもよいでしょう。
このように、「伏してお願い申し上げます」という言葉を、色々な表現にできると分かります。
同じような意味でも、複数の表現手段が存在しているのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「伏してお願い申し上げます」の言い換えや使用例
「伏してお願い申し上げます」の言い換えや使用例
・『私からも、伏してお願い申し上げます』
・『この度の件に関して、伏してお願いいたします』
・『ご採用くださいますよう、平にお願い申し上げます』
ここでは、「伏してお願い申し上げます」を使った例文を挙げています。
例文からも分かるように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができます。
また、「伏してお願い申し上げます」を言い換えると、それぞれ違う印象の表現を作り出せるのです。
まとめ
まとめ
このように「伏してお願い申し上げます」は、強く相手にお願いしたい気持ちを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
