「拝眉の上」の敬語での使い方とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「拝眉の上」の敬語とは?

言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「拝眉の上」の意味

「拝眉の上」は、直接お会いしてからという意味で使用できる言葉です。

「拝眉」は「はいび」と読みます。

これは、相手に会うことをへりくだって表現した言葉なのです。

相手の「眉」を、「仰ぎ見る」という意味で「拝眉」という言葉になっています。

つまり、相手が上であり、自分が下であるという位置関係を表現しているのです。

なお、「〜の上」は「〜してから」と同等の意味を持っています。

これらのことから、「拝眉の上」が、直接お会いしてからという意味で使用できる言葉であると分かるのです。

「拝眉の上」の敬語での使い方や表現方法

「拝眉の上」は既に敬語になっています。

ここでは、「拝眉」という言葉で相手に敬意を示しているのです。

これに明示的な敬語を加えて「拝眉の上で相談いたしたい」のようにする方法もあります。

この場合は、謙譲語を用いた敬語表現になるのです。

たとえば、上司に相談したいと考えたとします。

そしてそれはオンラインではなく、対面で直接話したい内容になっていたのです。

このような場面で、「拝眉の上で相談いたしたい」と言うとよいでしょう。

これによって、直接会って話したいと思っていることを、上手に伝達できるのです。

また、「拝眉の上」を別な敬語にする方法もあります。

たとえば「拝眉した上」のように動詞を加える方法があります。

また、「拝眉いたした上」のように謙譲語にする方法もあるのです。

さらに、「直接お会いした上」や「直接お会いしてから」などの類似表現で置き換えてみてもよいでしょう。

このように、「拝眉の上」という言葉を使って、色々な表現を作り出せると分かります。

同じような意味でも、言葉の使い方次第で印象の違う表現にできるのです。

実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。

「拝眉の上」の言い換えや使用例

・『拝眉の上でお話したい』
・『拝眉の上、相談差し上げたい』
・『拝眉した上で協議できれば幸いです』
ここでは、「拝眉の上」の使用例を挙げています。

例文のように、前段の内容に応じた言葉を、組み合わせて使用するとよいでしょう。

また、「拝眉の上」を変化させれば、違う印象の表現にできるのです。

まとめ

このように「拝眉の上」は、直接お会いしてからという意味で使用できる言葉です。

ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。