「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」とは?

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」は、相手のこれからの活躍を祈願して使う表現になります。

色々なシチュエーションにおいて用いられており、その相手がビジネスシーンで転勤になった、もしくは新たな役職に就いたといったような場面でよく用いられています。

その先やその立場でも活躍できるようにという使い方になり、そのようなことを知った時に定型的に使われています。

よって、それほど意味を考えて用いる必要はありませんが、新たな門出になる場合に使うことも多いので、そこまで気持ちを込めている訳ではなくとも、その相手の前途を祈って使っているということを忘れずに、この表現以外の文言も合わせて文章として前向きな内容にするのが通例です。

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」は、これから活躍してくれることを祈っているという意味になるため、それと表現できるシーンがその相手にある時に使うことができます。

よって、先のようなビジネスシーンだけでなく、スポーツにおいて大きな大会に出場することになったという場合にも、「来たる全国大会でのご活躍を心よりお祈り申し上げます」のように使えるという具合です。

表現として口語向けではないため、文章で用いられることがほとんどで、主にメールで使われていますが、そのスポーツにおいては特定のチームや団体宛として、会社や地域を挙げてそう祈っているといった使い方をすることもでき、その時にはWebサイトや掲示板などに掲載する場合があります。

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」を使った例文

・『転勤になると伺いましたが、新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます』
・『ここからは強豪揃いと聞いておりますが、次の試合でのご活躍を心よりお祈り申し上げます』

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」の類語や言い替え

・『ご健闘を心よりお祈り申し上げます』
この「ご健闘」としても、これからの活躍を祈願して用いる表現になります。

「闘」という字があることから、何かの競技を行っている相手によく使われていますが、ビジネスシーンで「会議でのご健闘を心よりお祈り申し上げます」のような用い方をしても構いません。

ただし、目上の人に使うにはあまり向いていないので注意してください。

まとめ

「ご活躍を心よりお祈り申し上げます」は、これからの活躍を祈っているという意味になる表現です。

ビジネスシーンだけでなく、スポーツなどの競技を行っている相手を対象に用いることもでき、そのような使い方もよく見掛けます。