「確かにご用命賜りました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「確かにご用命賜りました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「確かにご用命賜りました」とは?

「確かにご用命賜りました」とは?

「確かにご用命賜りました」は、注文に相当する内容をきちんと受け付けたと言っている表現になります。

「先ほどの内容で確かにご用命賜りました」のように使われ、この場合、先に伝えた内容できちんと注文を受け付けたと言っており、それをとても丁寧にした形です。

そのため、ちょっとした注文に対して使うには仰々しく、比較的大きなそれに対して用いられることが多くなっています。

よって、BtoCで個人的にお店に何かの商品を注文したような際に、お店側がこのように使うのは少々大袈裟になってしまい、そのような使い方はあまり見られません。

このような表現のため、ビジネスで会社間での取引において大量の発注があった場合や、受注生産になる注文を受けたような時に使われることが多いです。

「確かにご用命賜りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「確かにご用命賜りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「確かにご用命賜りました」は、先のようにちょっとした注文で用いる表現ではなく、その規模や内容がそれなり大きな場合に用いるべき表現です。

そして、商業的な注文だけでなく、何かを頼まれたという時に使うこともできます。

その場合にも、内容的にこの表現を用いても仰々しくならないと思われる時に使うもので、色々とお願いをされた場合に、「そのように確かにご用命賜りました」などと使われています。

この「ご用命」を外して、「確かに賜りました」とすると、注文や用事を頼まれたといった場合以外に、「ご意見を確かに賜りました」のような用い方をすることもできるようになり、使える幅が広がります。

どちらの表現も口語にはあまり向いておらず、文章で使われることが多くなっています。

「確かにご用命賜りました」を使った例文

「確かにご用命賜りました」を使った例文

・『○○を来週までに2ケースとのこと、確かにご用命賜りました』
・『先ほどメールでいただきました内容で確かにご用命賜りました』

「確かにご用命賜りました」の類語や言い替え

「確かにご用命賜りました」の類語や言い替え

・『確かに承りました』
このように使っても、注文や用事などを確かに受け付けたという意味になります。

「確かにご用命賜りました」から「ご用命」を抜いた形に近い使い方をすることができ、こちらも文章向けの表現です。

よって、あまり気にすることはありませんが、「賜りました」「たまわりました」と発音するのに対し、こちらは「うけたまわりました」となります。

まとめ

まとめ

「確かにご用命賜りました」は、きちんとその注文、または用事などを受け付けたという意味になります。

とても丁寧な表現になるため、ちょっとしたことに使うには向いておらず、それなりの内容を頼まれたという場合に用いられることが多い表現です。

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