「ヒキ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ヒキ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ヒキ」とは?意味

「ヒキ」とは?意味

「ヒキ」とは自宅や自分の部屋に籠もりきりでまったく外に出ない人を指す言葉です。

仕事が忙しすぎるなどの都合で外出する時間的余裕がない人を指すこともありますが、基本的には自分の意思で部屋にこもり、家族以外と接することがない人のことを指します。

部屋にこもりきりであれば、SNSであったりビデオチャットやライブ配信などで他人と交流がある人でも「ヒキ」扱いされることも多いです。

ただしあくまでも基本は、外出しないことと他人と関わらないことの両方を満たしている人を指す言葉になります。

ネガティブな意味合いを含む言葉であり、引きこもっている人をばかにするように使われることもありますが、仕事などの何らかの理由で外出できなかったことを自虐的な意味合いで自分に使うこともある言葉です。

「ヒキ」の概要

「ヒキ」の概要

「ヒキ」は引きこもりの頭二文字を取って作られた言葉です。

正確に言えば引きこもりは家族以外の人間との人間関係がなく、社会参加していない人を指す言葉であり、他人と接しようとしなければ外出する人も含まれます。

ですが「ヒキ」は本来の人間関係を重視した言葉ではなく、引きこもりという字面から連想される、自宅や自分の部屋から出ないことに重点を置いている言葉です。

「ヒキ」の言葉の使い方や使われ方

「ヒキ」の言葉の使い方や使われ方

「ヒキ」は単体で使われることよりも、「ヒキニート」「ヒキゲーマー」のように、他の単語と組み合わせて使われることの多い言葉です。

「職をやめたら充電期間を始めたものの気付いたらヒキ歴5年になっていた」「ヒキゲーマーだからこのFPSを始めてまだ1ヶ月だけど十分やり込んでいる」という風に使われます。

語源である引きこもりよりはネガティブなイメージが比較的薄れているので、他人を悪し様に言うような使われ方よりは、軽い自虐的に使われることが比較的多く見受けられる言葉です。

「ヒキ」の類語や言いかえ

「ヒキ」の類語や言いかえ

同じく引きこもりから派生して生まれた「ヒッキー」「ヒキ」の類義語であり、言い換えとしても高い互換性があります。

ただし他の言葉と組み合わせて使いやすい「ヒキ」に対して、ヒッキーは外出しない引きこもりという状態や生活を指すために、それ単体で使われる事が多い言葉です。

そのため「ヒキ」もヒッキーも意味は完全に同じですが、使い方としてはやや違いがあり、それぞれが使われる全ての文面で完璧に言い換えができるというわけではありません。

まとめ

まとめ

単体で使いにくいネットスラングなので、「ヒキ」とだけ切り出されると、意味がパッと思い浮かばない人もそれなりにいるものです。

「ヒキ」は引きこもりを指す言葉であり、他の言葉と組み合わせて使う言葉、単体で使う場合はヒッキーという形になると考えておけば、「ヒキ」という言葉だけを単体で見ても、すぐに意味が理解できるでしょう。

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