「お聞きしたいのですが」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「お聞きしたいのですが」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「お聞きしたいのですが」とは?

「お聞きしたいのですが」とは、「質問がある」という意味で使われている言葉です。

「聞く」には音を耳でとらえる意味のほか「答えを求めて質問する」という意味があります。

「お聞きしたいのですが」は「聞く」の謙譲表現「お聞きする」に希望を意味する「たい」と丁寧語の「です」と助詞の「が」からなる言葉です。

「答えを求めて質問することを希望しているのだが」が「お聞きしたいのですが」の意味に当たります。

「お聞きしたいのですが」の使い方や使われ方、使うときの注意点

相手に対して質問する前に許可や断りのために使う表現です。

質問できるかどうかは相手次第であり必ずしも許されるとは限りません。

質問自体許可されない、質問しても回答してもらえない可能性もあります。

本来は相手の返事を待ってから質問するのが正しい手順ですが、間を空けず続けて質問するケースも少なくありません。

相手の許可をまたずに質問するのは強引な印象を与える可能性があるので注意してください。

「お聞きしたいのですが」を使った例文

・『来週の予定についてお聞きしたいのですが』
・『分からないところがあるのでお聞きしたいのですがよろしいでしょうか』
・『事件についてお聞きしたいのですがご協力いただけますか』

「お聞きしたいのですが」の類語や言いかえ

「お尋ねしたいのですが」「聞きたいことがあるのですが」「質問したいのですが」などは「お聞きしたいのですが」と意味も謙譲の気持ちもほぼ同じ表現です。

相手に対する敬意を含まない場合は「聞きたいのだが」「聞きたいんだけど」「聞いてもいいかな」「尋ねたいことがあるのだが」「質問だが」という表現が適当です。

更に丁寧な言い方に直すと「お聞きしてもよろしいでしょうか」「お尋ねしたいのですがご都合はよろしいでしょうか」などと言い換えられます。

まとめ

「お聞きしたいのですが」は相手に何か質問する時に前置きの言葉として使います。

いろいろな場面で使う表現なので覚えておきましょう。