業務の最中に同僚に対し、「ばっちりです」をよく使う人がいます。
とてもフレンドリーな印象を与える表現ですが、しかしビジネスでは控えるべきであると言われています。
その問題点や使い方などについて確かめてみましょう。
「ばっちりです」とは?
「ばっちりです」とは?
物事や準備などの状態が、完璧や最適といえる状態になっていることを、相手に伝えるための表現です。
「ばっちりです」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ばっちりです」の使い方や使われ方、使うときの注意点
頼んでおいた資料作成などの仕事が、完璧にこなされているような場面があります。
また準備が完全にできたことを、相手に伝える場面もよくあることです。
そのような時に「ばっちりです」を用いて、万全の状況であると伝えることができます。
これは他に比べても堅苦しさがない言い方であり、同世代や目下の人に対して使うには問題ありません。
用いる時には、これ一言だけでも通用することもあります。
また「準備は」のように、何の状態がばっちであるかを含めることで、話が分かりやすくなるでしょう。
注意したいのは、目上や公の場でこれを言うと、あまりに軽々しく無礼な言い方になってしまう場合があることです。
そのため目上に対してや公式的な場では、使わないのが無難であると言えます。
「ばっちりです」を使った例文や文章
「ばっちりです」を使った例文や文章
・『もう隅々に至るまで準備ばっちりです』
・『資料の出来具合はばっちりです』
「ばっちりです」の類語や言い替え
「ばっちりです」の類語や言い替え
「申し分ないです」は、不満な点はまったく無いとの意味をもつ表現です。
「完璧です」は、1つも欠点がなくて完全なことを表しています。
「問題ありません」は、解決すべき事柄がないことを表す言い方です。
「十分です」は、満ち足りていて何の不足もないことを表します。
「期待通りです」は、待ち望んだ状況になったことを表す言い方です。
「期待以上です」とすると、待ち望んだよりも良い結果が得られたことを意味します。
「よくできました」は、物事の完成度が高いことを言い表す形です。
まとめ
まとめ
物事などの状態が完璧である状況を伝えるにあたり、「ばっちりです」を用いることができます。
堅苦しさがなくてフレンドリーな表現ですが、目上や公式の場に相応しいと、言えない場合が多いので気をつけてください。
「十分です」などの、無難な表現に言い替えることも考えてみましょう。