「書類を回す」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

この記事では、「書類を回す」の意味を分かりやすく説明していきます。

「書類を回す」とは?意味

「書類を回す」の意味は以下の通りです。

1つ目は「書類を担当する部署の人や、承認する人のところに順番に送り渡すこと」という意味です。

2つ目は、「ある書類について、手続きがうまくいく様に対処することを総称する語」という意味です。

「書類+を+回す」で成り立っている語で、「書類」は「文書・書き付けなどの総称」「事務や記録などに関する書き付け」、「を」は接続助詞、「回す」は「軸を中心にして円を描くように動かす」から転じて「順に送り渡す」「ものごとをとどこおりなく進める」という意味、全体で「社内文書を順に送り渡す」「事務書類の手続きをとどこおりなく進める」になります。

「書類を回す」の使い方や使われ方、使うときの注意

「書類を回す」は、社内で書類を他部署や上司に届けて確認・承認の印鑑やサインをもらう時や、事務職の人が様々な書類を作成したり、必要なものを揃えたりして、うまくいく様に手はずを整える時に使われます。

実際に書類をぐるぐる回すのではなく、ものごとが上手く流れる様にすることのたとえとして使われる慣用表現です。

ビジネス用語の中でも俗語的な表現ですので、目上の人には使わない方が良いでしょう。

事務作業のことを「書類回し」とも言いますが、こちらはやや見下した表現になります。

「書類を回す」を使った例文や文章

「書類を回す」を使った例文や文章は以下の通りです。

・『備品を購入するために営業部から総務部へ書類を回す』
・『部長に書類を回すと1週間は戻って来ない』
・『クレジットカードの審査のために書類を回す』

「書類を回す」の類語や言いかえ

「書類を回す」の類語や言いかえは以下の通りです。

・『書類を回覧する』
・『手続きを進める』
・『書類を流す』

まとめ

今回は「書類を回す」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。