ここでは「かましてくる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「かましてくる」とは?
「かましてくる」とは?
「かましてくる」は、俗語と言われるものになりますが、勢いよくやってやる、何とかしてくるといったような解釈になります。
「ちょっとかましてくるよ」といったような使い方になり、何かを勢いよくやってくる、それに挑んでくると言っていると考えていいでしょう。
カジュアルに用いられる表現のため、友達同士やそれに近い関係で使われており、「かましてくるわ」といった使い方がよく見られます。
基本的に口語で用いられる表現で、その場の勢いから使うことが多く、ちょっとそれをやってくる、うまくこなしてくるといった意味で用いられています。
「かましてくる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「かましてくる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「かましてくる」は、先のように俗語と呼ばれるものになるため、正式な言葉という訳ではありません。
主に若者を中心に用いられており、それをやってやるといった勢いから使うものです。
場合によってはたしなめてくるといった意味で用いる場合もあり、その時には「ひとつかましてくるか」などという使い方をすることが多いです。
元は「噛ます」からきている表現で、そちらの折り合いをつけるという解釈から発展したと考えられており、それが何とかしてくるという意味で用いられることがある由来です。
「かましてくる」を使った例文
「かましてくる」を使った例文
・『前にやったことがあるので、ここれひとつかましてくることにする』
・『このままではらちが明かないので、俺がちょっとかましてくる』
「かましてくる」の類語や言い替え
「かましてくる」の類語や言い替え
・『ぶちかましてくる』
この形にすると、何かを解決に導くためにやってくる、といったニュアンスで使われます。
単に「かましてくる」とするより強く、それに挑んでくるといった使い方になり、それなりの自信があってこそ使える表現です。
しかしながら、いわゆるはったりで用いることもあるので、そのどちらなのかは使った本人にしか分かりません。
まとめ
まとめ
「かましてくる」は、勢いよくそれに挑むという使い方になる表現です。
何とかしてくるという意味にで用いることもあり、そちらは元となっている「噛ます」という表現から発展した解釈で、俗語のため、友人間やそれに近い間柄でのみ使われています。