「ご周知のほどよろしくお願いいたします」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

間違っている敬語を使っていると、恥をかいてしまうもの。

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」の正しい使い方を見ていきましょう。

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」とは?

この場合の「ご周知」とは、周りの人々に広く知ってもらうことをいいます。

「ほど」は言葉と言葉を組み合わせて、上品に使う際に用いられています。

「よろしくお願いいたします」はお願いする時の常套句になります。

「恐れ入りますが、お伝えください」というニュアンスができます。

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」の使い方や使われ方、使うときの注意点

多くの方に知って欲しい事柄を、お伝えする時に登場するのが「ご周知のほどよろしくお願いいたします」にあたります。

例えば期間限定のイベント、割引セールについてお知らせする時に用います。

「周りの皆さまにも、ぜひお伝えくださいね」というニュアンスを含んでいるので、知っておいて欲しい事柄を発信する時に用いていきましょう。

一方で「ご周知のほどよろしくお願いいたします」は、重要事項や個人情報のやり取りにはご法度の表現です。

デリケートな事柄をあつかう時に、誤って組み入れないよう注意しておきましょう。

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」を使った例文や文章

・『特別セールについて、ご周知のほどよろしくお願いいたします』
・『開店時間の変更に関して、ご周知のほどよろしくお願いいたします』

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」の類語や言い替え

似ている言い方に「ご周知ください」があります。

ひと言であらわせる、簡潔な表現です。

「恐れ入りますが、周辺の方にお伝えしてください」という解釈ができます。

「お得なおともだち割引を実施いたします。

どうぞご周知ください」と用います。

このほか言い替えの表現に「ご周知くださいますよう、お願い申し上げます」や「ご承知おきいただけますと幸いでございます」があります。

まとめ

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」を解説しました。

気になる言葉の正しい意味を知って、敬語の達人を目指してください。