「もう一度言ってください」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

この記事では、「もう一度言ってください」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「もう一度言ってください」とは?

「もう一度言ってください」は、相手が言ったことをもう一度言って欲しいと伝える丁寧な表現です。

「もう+一度+言って+ください」で成り立っている語で、「もう」は「現在ある事物・状態などに、同じものを付け加える気持ちを表す語」、「一度」は「一回」、「言って」は「言う」の連用形「言い」+接続助詞「て」で「言いて」の音変化、「ください」は「くれ」の尊敬語、全体で「もう一回言ってくれ」の敬語表現になります。

「もう一度言ってください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「もう一度言ってください」は、相手の話すことの中に、自分の知らない言葉が入っていた時、相手の発音が不明瞭でよく聞き取れなかった時、ついうっかり聞き逃してしまった時などに使われます。

相手にお願いする言葉ですので、「大変恐れ入りますが」などのクッション言葉を使いましょう。

丁寧な表現ですが口語的ですので、目上の人や社外の人には言い換えが必要です。

「もう一度言ってください」の正しい文章表現

「もう一度言ってください」の正し文章表現は以下の通りです。

・『もう一度おっしゃっていただけますか』
「おっしゃって」は「おおせある」の音変化で「言う」の尊敬語「おっしゃる」の連用形「おっしゃり」に、接続助詞「て」が付いた「おっしゃりて」の音変化、「いただけます」は「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形・連用形「いただけ」+丁寧語「ます」、全体で「もう一回言ってもらえるか」の敬語表現になります。

「もう一度言ってください」を使った例文

「もう一度言ってください」を使った例文は以下の通りです。

・『変更後のタイムテーブルについてもう一度言ってください』
・『今おっしゃった部品の英語名をもう一度言ってください』
・『目印となるビルの名前をもう一度言ってください』

「もう一度言ってください」の類語や言い替え

「もう一度言ってください」の類語や言い替えは以下の通りです。

・『もう一度伺ってもよろしいでしょうか』
・『もう一度お教えいただけますか』
・『もう一度お聞かせ願えますか』

まとめ

今回は「もう一度言ってください」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。