「生活の糧」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「糧」にまつわる表現は、いくつかあります。

「生活の糧」の正しい意味と使い方を見ていきましょう。

「生活の糧」とは?

この場合の「生活」とは、それぞれの人々の生き方や日々をあらわします。

生きるための活動が生活です。

また「糧」は「食料、食べ物、力になるもの」をいいます。

そのため生活の糧で、日々を生き抜くための材料、食べ物を例えています。

「生活の糧」の使い方や使われ方、使うときの注意点

色々な人々を助ける、このような場面で使われるのが「生活の糧」です。

「糧」はもともと兵隊さんが持っていた食料、あるいは旅行の際に携帯していた食べ物をあらわします。

戦や長い旅路において、その人を勇気づけてくれる食べ物が「糧」です。

そのため「生活の糧」というと、生活の基盤、生活の土台となる物を指します。

生活必需品を支援する、あるいは食料や義援金をお送りするなど、困っている方を助ける活動をおこなう際に用いられています。

ボランティアや寄付など、恵まれない方々のサポートをする際に用いることが多いので、慎重に用いていきましょう。

また「糧にする」のみだと「人生に役立てる」という別の意味に変わります。

組み合わせる言葉によって、言いたい内容が変わってくるので留意しておきましょう。

「生活の糧」を使った例文や文章

・『愛の募金が多くの人々の、生活の糧になっています』
・『困っている人の生活の糧になるよう、寄付活動を続けています』

「生活の糧」の類語や言い替え

似ている言い方に「人生の糧」もあります。

これから続いていくライフスタイルの起爆剤となってくれる、明るい材料をいいます。

「今回の合宿での体験は、きっと人生の糧になります」と用います。

また言い替えの表現に「役に立てる」「補填する」「足しにする」「活用する」があります。

まとめ

「生活の糧」を解説しました。

気になる表現を正しく取り入れて、言葉の達人を目指していきましょう。