複数の表現を知っていると、鼻高々で過ごせます。
「生活の糧にする」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「生活の糧にする」とは?
「生活の糧にする」とは?
この場合の「生活の」とは、自分の暮らしを示します。
日々の生活、日常の日々をいいます。
また「糧にする」の「糧」は勇気づけるもの、活力となるものを指します。
食料をあらわす言葉ですが、活力源になる明るい要素を例えています。
そのため「生活の糧にする」で、生活の足しにする、生きる原動力にする、このようなニュアンスがあります。
「生活の糧にする」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「生活の糧にする」の使い方や使われ方、使うときの注意点
色々なことを自分の栄養にしていく、このような意図があるのが「生活の糧にする」です。
「糧」には原動力、栄養素としての力があるので、今後の生活の役に立ちそうな経験や知識を得た時に用いてみましょう。
一方で「生活の糧にする」とよく似ている言い方に「生活の足しにする」があります。
「日々の家計に役立てる」という意味があり、家計を助けるために働くこと、金品をもらうことを指します。
「生活の糧にする」と意味合いが大きく異なるので、混同しないよう気を付けておきましょう。
「生活の糧にする」を使った例文や文章
「生活の糧にする」を使った例文や文章
・『本日のありがたいお話を、生活の糧にします』
・『生活の糧にするよう、前向きにがんばります』
「生活の糧にする」の類語や言い替え
「生活の糧にする」の類語や言い替え
似ている言い方に「糧にする」があります。
この表現だけで「自分の成長の為の、原動力にする」という意味があります。
「今日の失敗を糧にしながら、成功をつかみます」と用います。
また言い替えの表現に「人生の糧にする」「教訓にする」「活かしていく」「苦しい経験を役立てながら」があります。
「人生の糧にする」はよく用いられる言い方で、長い人生に役立ちそうな経験や教養をいいます。
「大学時代のラグビー経験が、私の人生の糧になりました」と用います。
併せて覚えておきましょう。
まとめ
まとめ
「生活の糧にする」をお伝えしました。
色々な表現を学んで、言葉の力を身につけていきましょう。