「ある物事に対して真面目な態度でひたむきに受け止めること」「ある物事に真剣に向き合って逃げることなく責任を果たそうとするさま」
「真摯に受け止める」の解説
「真摯に受け止める」の解説
「真摯に受け止める(しんしにうけとめる)」という慣用句の表現は、「ある問題に対して真面目な態度で熱心に取り組もうとすること」を意味しています。
「真摯に受け止める」というのは、「ある物事に対して真面目かつひたむきな態度で向き合っていて、逃げることなく責任を果たそうとしているさま」を意味している言葉なのです。
何らかの批判を受けたり落ち度を指摘されたりした時に、「真摯に受け止める」という言葉で自分の気持ちを表現することが多くあります。
その場合の「真摯に受け止める」の表現には、「問題の指摘を真面目(真剣)に受け止めていて、その責任を果たすために努力する意志があること」といった意味のニュアンスが含まれているのです。
「真摯に受け止める」の使われ方
「真摯に受け止める」の使われ方
「真摯に受け止める」の使われ方は、「ある物事について真面目(真剣)な態度で臨んでいて、ひたむきに受け止めている場合」に使うという使われ方になります。
「真摯に受け止める」の表現は、「人から問題・責任・落ち度を指摘されて、自分がその責任を感じている(その責任を感じていて真面目に対応しようとしている)場合」に使われるケースが多くなります。
例えば、「当社の責任を痛感していて、お客様からのご指摘を真摯に受け止めているところです」などの文章・言い回しで使うことができます。
「真摯に受け止める」の例文1
「真摯に受け止める」の例文1
「真摯に受け止める」の例文を紹介して、その意味を解説します。
「自分が試験に合格できなかったという結果を真摯に受け止めています」
「自分が試験に合格できなかったという結果を真摯に受け止めています」
この例文は、「自分が試験に合格できなかったという結果を、真面目な気持ちでひたむきに受け止めている(真剣に結果を受け入れてこれからひたむきに努力する)」ということを意味しています。
「真摯に受け止める」の例文2
「真摯に受け止める」の例文2
「真摯に受け止める」の例文2を紹介して、その意味を解説します。
「自分自身の欠点や問題を真摯に受け止めながら努力することができなければ、社会人として成長することはできません」
「自分自身の欠点や問題を真摯に受け止めながら努力することができなければ、社会人として成長することはできません」
この例文は、「自分自身の欠点や問題から逃げることなく、真面目(ひたむき)に受け止めて努力することができなければ、社会人として成長できない」ということを意味しています。
「真摯に受け止める」の類語・言い換え表現
「真摯に受け止める」の類語・言い換え表現
「真摯に受け止める」の類語・言い換え表現として、「真面目に受け止める・真剣に受け止める・事態を重く受け止める・責任を感じる・重大な事として認識する」などがあります。
「真摯に受け止める」という慣用句は、「事態を重く受け止めて真剣な態度で臨むこと」や「真面目に向き合って責任を感じること」を意味しています。
それらの意味合いから、「真摯に受け止める」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「真面目に受け止める・真剣に受け止める・事態を重く受け止める・責任を感じる・重大な事として認識する」を挙げられます。
「真摯に受け止める」の対義語
「真摯に受け止める」の対義語
「真摯に受け止める」の対義語として、「不真面目な返事をする・真剣味がない態度を取る・無責任に対応する・いい加減な気持ちで受け止める」などがあります。
「真摯に受け止める」という表現は、「真面目・真剣な態度で事態を受け止めること」を意味していて、その反対の意味を持つ対義語として「不真面目な返事をする・真剣味がない態度を取る」があります。
また「真摯に受け止める」には、「結果・事態から逃げることなく責任を感じる・真面目な気持ちで受け止めて責任を果たそうとする」の意味もあるので、「無責任に対応する・いい加減な気持ちで受け止める」なども対義語として想定できます。
それらの意味合いから、「真摯に受け止める」と反対の意味を持つ対義語として、「不真面目な返事をする・真剣味がない態度を取る・無責任に対応する・いい加減な気持ちで受け止める」を挙げることができます。