順路が決められている場所を巡る時には、「コースを回る」との表現が使われます。
これはスポーツ競技でもお馴染みな表現となりますが、他の場面でも使うことが可能です。
コースを回るの正しい用法などを確かめてみてください。
「コースを回る」とは?
「コースを回る」とは?
競技や鑑賞などの目的で定められている順路を、道に沿って進んだり、立ち寄りながら進んでいく行動を表しています。
「コースを回る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「コースを回る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
とある登山道やゴルフコースや博物館の鑑賞用路など、設定されたルートを巡っていく機会があります。
それについてを「コースを回る」と表現することが可能です。
これによりコースを回ることを人に説明したり、誘いかけるなどにも役立てられます。
用いる場合には「ゴルフの」など具体的に何のコースかを説明しておくと、分かりやすい表現になるでしょう。
これは明確にコース設定がされている場合の表現であり、コースが存在しない場所には適用し辛い表現です。
またこの場合の「回る」は順路を巡る意味になっており、決して循環式コースをぐるぐる回る場合だけに使うものではないことにも気をつけてください。
敬語の中で使っても違和感はないですが、カタカナ語を避ける形に言い替えてみても良いです。
「コースを回る」を使った例文や文章
「コースを回る」を使った例文や文章
・『あしたは久しぶりに、多摩の登山コースを回ることにしました』
・『今度アスレチックコースを回るのですが、一緒にどうですか?』
「コースを回る」の類語や言い替え
「コースを回る」の類語や言い替え
「コースを巡る」は、定められている順路を、あちこちを歩いていくことです。
「コースを歩く」は、定められた道筋を足で進んでいくことを表します。
「順路を進む」は、定められた道筋を前に向かって行くことです。
「順路を通り抜ける」は、定められた道筋を通って向こう側に出ていくとの意味になります。
「順路を辿(たど)る」は、定められた道筋に沿って進んでいく様子のことです。
「道筋をたどる」は、通り道に沿って進むことを表します。
「経路を歩く」は、通るべき道筋を足で進んでいくことです。
「ルートを回る」としても、コースを回るのと似た意味になるでしょう。
まとめ
まとめ
きちんと決められた順路を進むことに関して使われるのが、「コースを回る」との表現です。
これはスポーツ、登山、鑑賞などのコースに適用ができるでしょう。
またぐるぐる回るコースの意味に、囚われないことも大切です。
敬語にするなら「順路を辿る」など、堅めの表現を選んでみるのも良いでしょう。