ここでは「一新される」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「一新される」とは?
「一新される」とは?
「一新される」は、全く新しいものに変わるという意味になります。
何かの内容や形式、様式などがこれまでとは変わり、それが前の流れを汲むものではないという解釈で使われます。
例えば、「このソフトは次のバージョンでレイアウトが一新されると聞きました」などと用いられ、次のバージョンでは見た目が全く変わると言っており、「ルールが一新されるようです」とすれば、それまでとはルールが全く違うものになるという意味で使っています。
このように、何かが少し変わるという程度ではなく、全く新しくなるという解釈で用いられます。
「一新される」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「一新される」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「一新される」は、全く違うものに変わるという意味の表現です。
ですが、「いい部分は踏襲しながらも、基本的に一新されるようだ」といったような使い方もでき、この場合にはいい部分は残しながらの全面的な変更だと用いています。
そのような使い方をしない限りは全く新しくなると言っていると考えてよく、「一新する」と使うとそうする、「一新したい」とした時にはそうしたいと思っているという表現になります。
色々なものを対象に使うことができるので、「次の試合ではメンバーを一新して戦う」といったような用い方もよく見聞きします。
「一新される」を使った例文
「一新される」を使った例文
・『○月より、一部のルールが一新されると聞きました』
・『名前は一緒でも、ここまで一新されると以前の面影が全く残っていない』
「一新される」の類語や言い替え
「一新される」の類語や言い替え
・『刷新される』
この「刷新」とすると、悪かった部分を改め、そこを新しくするという意味の表現です。
よって、「一新」と違って全部を新しくする訳ではなく、「次のバージョンではこれまでに見つかった色々な不具合が刷新されるようです」などという使い方になります。
まとめ
まとめ
「一新される」は、全く新しいものになるという意味で使われています。
全体のうちの「一部が一新される」といった用い方もでき、この時にはその部分に限ってはこれまでとは全く変わるという解釈になり、「一新されるようだ」、「ここまで一新されるとは思わなかった」のような使い方もよく見聞きします。